令和元年度 神戸医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
 年齢階級別退院患者数(ファイルをダウンロード)
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 524 243 161 232 364 493 971 1846 1535 377
当院に入院された患者さんのうち、平成31年4月~令和元年3月に退院された患者さんの人数を、10歳刻みに階級別に集計した値を算出。
年齢は入院した時点の満年齢で集計をおこなった。

全退院患者数6746人のうち、70歳代が1846人(全体の約27.4%)と最も多く、ついで80歳代が1535人(全体の約22.8%)で高齢の患者さんが多いことがわかります。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)(ファイルをダウンロード)

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 63 32.00 20.84 31.75 85.29
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし 43 14.56 12.58 9.30 78.30
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし A-DROP スコア2 33 16.64 15.17 6.06 82.58
100180xx991xxx 副腎皮質機能亢進症,非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 処置1あり 16 4.00 3.80 0.00 49.50 原発性アルドステロン症精査入院(3泊4日)
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 処置2なし 13 8.38 5.39 0.00 61.69
内科では、独立した内科系診療科である消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、糖尿病内科で扱う疾患をのぞいた広範な領域での内科診療を行う科となっており、内科分野での良質で安全な医療を提供できるよう取り組んでいる。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 処置2なし 31 38.00 18.84 9.68 70.74
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし A-DROP スコア2 19 17.95 15.17 5.26 83.95
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2なし 18 19.17 14.62 27.78 83.33
040200xx99x00x 気胸 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 15 8.60 9.11 60.00 48.67
040100xxxxx00x 喘息 処置2なし 定義副傷病なし 11 18.00 6.64 0.00 79.73
呼吸器内科では、呼吸器疾患全般を対象とし医療を提供している。特に感染性疾患・腫瘍性疾患・アレルギー性疾患・タバコ関連疾患・びまん性肺疾患・胸膜疾患・急性および慢性呼吸不全・睡眠時無呼吸症候群などの診断、治療、指導を行っている。また、診療、診断、治療に際しては各科の医師・看護師・メディカルスタッフとチームを作り積極的にカンファレンスを実施し、より質の高い医療の提供を目指している。
今後、更に地域の呼吸器疾患医療に貢献できるよう、他の医療機関と積極的な連携を推進していきたいと考えている。


循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症,慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 処置等1_なし,1,2あり 処置2なし 定義副傷病なし 150 5.42 4.40 0.00 72.92 4-2-① 心カテ(手首穿刺)
4-2-② 心カテ(大腿穿刺)
050050xx99200x 狭心症,慢性虚血性心疾患 手術なし 処置等1_2あり 処置2なし 定義副傷病なし 120 3.13 3.15 0.00 73.72 4-2-① 心カテ(手首穿刺)
4-2-② 心カテ(大腿穿刺)
050050xx99100x 狭心症,慢性虚血性心疾患 手術なし 処置等1_1あり 処置2なし 定義副傷病なし 67 3.28 3.01 2.99 74.78 4-2-① 心カテ(手首穿刺)
4-2-② 心カテ(大腿穿刺)
050130xx99000x 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 58 26.14 17.71 17.24 85.45
050130xx99020x 心不全 手術なし 処置1なし 処置2_2あり 定義副傷病なし 37 35.31 24.43 21.62 83.56
循環器内科では、虚血性心疾患、心筋症、心臓弁膜症、不整脈、閉塞性動脈硬化症など、心血管疾患全般にわたる医療を提供している。また、これら疾患の外来検査および入院加療を中心として診療を行い、他の医療機関との病診連携も積極的に進めている。他の医療機関からの紹介による検査や治療を行う一方で、以後のフォローは逆紹介していくように心がけている。更に、積極的に循環器疾患の救急を受け入れており、地域医療への貢献に努めている。

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮,低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 107 6.54 6.17 4.67 0.00
040090xxxxxx0x 急性気管支炎,急性細気管支炎,下気道感染症(その他) 定義副傷病なし 81 5.35 6.19 0.00 1.08
040070xxxxx0xx インフルエンザ,ウイルス性肺炎 処置2なし 54 50.9 5.73 1.85 2.40
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 47 6.00 5.69 0.00 3.89
040100xxxxx00x 喘息 処置2なし 定義副傷病なし 38 5.29 6.64 0.00 2.79
小児科では、総合病院としての特性を生かして他科と連携し、地域における成育医療の専門病院として出生直後の新生児から思春期に至るまでの成長に応じた幅広い医療を提供できるように努めている。産科と連携し、リスクのある新生児の出生の場合には小児科医も分娩に立会い、誕生の時点より適切なケアを提供すると共に、その後も安心・安全な子育てができるよう発育・発達について支援を行っている。また、「赤ちゃんにやさしい病院(BFH:Baby Friendly Hospital)」認定病院として母乳育児の支援にも積極的に取り組んでいる。一般小児の診療では、感染症や川崎病などの急性疾患の診療はもとより、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食事アレルギーなどのアレルギー疾患や慢性腎疾患、肥満や夜尿などといった慢性疾患についても科学的根拠に基づいた標準的な治療指針に沿いながらも個々の患者さんの症状に見合った丁寧な診療・管理を行うように心がけている。


外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 92 5.99 4.85 0.00 69.36 6-3 腹腔鏡下鼠径ヘルニア術
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 43 8.40 6.37 0.00 61.51 6-5 ラパ胆患者用パス
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除,亜全切除又は悪性腫瘍手術等 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 41 18.39 15.02 2.44 73.34 6-2 大腸切除術②(患者用)
060335xx02000x 胆嚢水腫,胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 34 9.74 7.13 0.00 64.41 6-5 ラパ胆患者用パス
060020xx02x00x 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 処置2なし 定義副傷病なし 24 21.25 16.12 0.00 73.83 6-10 胃切除術(全摘以外)
6-8 開腹胃全摘・胃幽門側胃切除
当院は政策医療の一環としてがん治療推進を使命としており、兵庫県がん診療拠点病院に指定されている。外科・消化器外科ではその核となる食道・胃・大腸および肝臓・胆道・膵臓の消化器がんの外科治療を中心とし医療を提供している。いずれも消化器内科、放射線科、化学療法室、病理診断科、緩和ケア内科と合同で協議を行うキャンサーボードを中心に、お互いの連携を密にして最善の治療を提供できる体制を整備している。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070180xx97xxxx 脊椎変形 手術あり 265 17.23 22.78 15.47 32.59 7-4 (整形外科)特発性側弯症後方固定術
070343xx99x20x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤,不安定椎 手術なし 処置2_2あり 定義副傷病なし 194 7.64 6.25 1.03 72.04
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩,股等 121 27.70 25.94 75.21 83.99
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤,不安定椎 脊椎固定術,椎弓切除術,椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む) 前方椎体固定等 処置2なし 81 21.63 20.93 39.51 70.93
070180xx99xx0x 脊椎変形 手術なし 定義副傷病なし 68 4.86 4.75 0.00 34.57
当院の整形外科では、整形外科領域の中でも主に慢性疾患を対象とした診療体制をとっている。脊椎脊髄疾患、関節疾患およびスポーツ整形に重点をおき、特に脊椎脊髄疾患に関しては、我が国における脊椎脊髄疾患の専門施設のパイオニアのひとつとして、全国的に認知され、診療、研究を行ってきた。乳幼児から成人、高齢者にいたるまで、あらゆる年齢層の"背骨(せぼね)"の問題に対応可能である。
本年度からスポーツ整形専門医師を招聘し、スポーツ整形関連の手術が急増している。



形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020320xx97xxxx 眼瞼,涙器,眼窩の疾患 手術あり - - 3.27 - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)等 処置1なし - - 4.01 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 処置2なし - - 7.90 - -
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) その他の手術あり 処置2なし - - 10.28 - -
070570xx010xxx 瘢痕拘縮 瘢痕拘縮形成手術 処置1なし - - 5.81 - -
形成外科では、皮膚や皮下組織の外傷や腫瘍、変形などの治療、再建を対象とし、可能な限り目立たない傷跡で治すことを目的として治療に当たっている。褥瘡などの治りにくい傷に対しても認定専門看護師や皮膚科と連携し、在宅又は施設での保存的治療や手術適応のある患者さんには入院後、陰圧閉鎖療法や手術により治療を行っている。また、外傷や熱傷などによる傷跡にに対しても保存的・手術的方法を組み合わせて治療を行っている。その他、加齢に伴う眼瞼の下垂や皮膚弛緩、巻き爪・陥入爪などにも比較的侵襲の少ない方法で対応している。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内,かつ,JCS10未満) 手術なし 処置1なし 処置2_4あり 定義副傷病なし 発症前Rankin Scale 0,1又は2 22 24.73 16.13 31.82 73.77
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - 7.34 - -
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 処置2なし 定義副傷病なし - - 9.67 - -
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 処置2なし 定義副傷病なし - - 11.86 - -
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし - - 18.81 - -
脳神経外科では、主に頭痛、眩暈や一過性不全片側麻痺のなどの症状で発症する脳血管障害ほか脳神経疾患全般について医療を提供している。脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血など)では発症後早い段階での治療が重要であり、当科では対応が可能である。また、人体に侵襲の少ない頭部コンピュータ断層撮影検査(CT)、脳血流検査(SPECT)、磁気共鳴撮影検査(MRI)などを駆使して早期診断・早期治療を心がけている。 また総合病院という利点を生かし、内科・耳鼻いんこう科・眼科・放射線科などの他科との連携で精確な診断・治療を施行できるよう工夫している。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障,水晶体の疾患 手術あり 片眼 320 2.88 2.78 0.00 76.81 12-2-① (眼科)白内障 2泊3日
12-2-② (眼科)白内障 2泊3日
020200xx99x2xx 黄斑,後極変性 手術なし 処置2_2あり - - 2.49 - -
020180xx99x2xx 糖尿病性増殖性網膜症 手術なし 処置2_2あり - - 2.77 - -
020210xx99x1xx 網膜血管閉塞症 手術なし 処置2あり - - 2.44 - -
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり - - 3.08 - -
眼科では日常の診療において患者様が満足されるように充分な説明を行い、検査・医療を提供している。当科では、一般眼科を患者さん及び地域の医療機関に対して提供し、特に白内障は眼科の基本手術と考え質の高い手術を行うことで確実で安心な医療の提供を目指している。

耳鼻いんこう科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 - - 6.80 - - 13-1 (耳鼻科)内視鏡下副鼻腔手術
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし - - 9.13 - - 13-3 (耳鼻科)顔面神経麻痺パス患者用
030428xxxxxxxx 突発性難聴 - - 8.93 - -
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり - - 7.24 - -
010111xxxxx0xx 遺伝性ニューロパチー 処置2なし - - 12.50 - -
耳鼻いんこう科では、耳鼻咽喉頭頭頚部領域の疾患を中心に診断治療を提供しており、特に入院治療が必要な症例、手術症例を主に取り扱っている。また、頭頚部悪性腫瘍については診断を主とし、手術治療が必要な場合は、他の医療機関と連携できる体制を整備している。
今後、更に地域住民の皆様が安心して相談できる診療科を目指して行く。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 42 10.02 9.00 0.00 74.74 9-1帯状疱疹
080010xxxx0xxx 膿皮症 処置1なし 19 16.24 12.55 0.00 69.57
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)等 処置1なし 11 5.18 4.01 0.00 69.55
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 処置2なし - - 7.90 - -
080110xxxxx0xx 水疱症 処置2なし - - 28.56 - -
皮膚科は、皮膚疾患全般にわたって上質の医療を提供している。「皮膚は内臓の鏡」と言われるように、皮膚の病気から全身の病気がわかることが多々あることから、皮膚の状態から全身の病気が無いか常に考えながら日々の診察を行い、皮膚だけでなく総合的に病気の判断を行っている。当院のみならず、病院の枠を超えた皮膚科医のネットワークにより、患者さんに合った適切なアドバイスを提供する。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 処置1あり 定義副傷病なし 21 5.33 2.49 0.00 72.24
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 処置1なし 処置2なし 19 12.11 7.07 0.00 74.42 10-1 (泌尿器科)経尿道的膀胱腫瘍切除術
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 - - 8.52 - -
11022xxx99xxxx 男性生殖器疾患 手術なし - - 8.98 - -
11013xxx02xxxx 下部尿路疾患 尿道狭窄内視鏡手術等 - - 6.95 - -
泌尿器科では、尿路および精路全般における医療を提供しており、担当範囲は尿路性器悪性腫瘍、尿路性器感染症、男性不妊症、神経泌尿器科等と多岐にわたっている。特に当院は神経泌尿器科・泌尿器科腫瘍学・感染症学に力を注いでおり、当該疾患患者さんに対し専門的な医療サービスを提供する日本日泌尿器科学会泌尿器科専門医教育施設基幹病院である。当科では泌尿器科手疾患と関連する全身状態の管理(血圧を含む循環動態、脂質・糖質代謝、運動機能、睡眠評価等)も行っており、加えて東洋医学的診断・治療も随所に取り入れた集学的医療を行っている。

産科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120170xx99x0xx 早産,切迫早産 手術なし 処置2なし 14 10.19 19.06 0.00 32.92
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 12 12.04 9.66 0.00 31.30 24-2 (産科)帝王切開術
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 11 23.00 9.53 36.36 31.47 24-2 (産科)帝王切開術
120260xx99xxxx 分娩の異常 手術なし - - 4.75 - -
120260xx02xxxx 分娩の異常 骨盤位娩出術等 - - 6.82 - -
産科は、当院の理念である「すべての人の立場にたった医療サービスの提供」を基に、妊婦が安心・満足できる出産を目指している。そのような出産をするために、妊婦に対して、医師の診察と助産師の保健指導により相互補完的な周産期管理を行っている。また、ハイリスク妊娠にも対応しており、妊娠高血圧症候群が出現した場合や合併症がある場合は、各科と協力のもとに安全に出産できるように治療・援助を行い、胎児に異常が疑われる場合は早期に発見できるよう最新の医療技術を用いて診断に努めている。更に、出産後、これからの育児につながるような入院生活が送れるように「母子同室」「母乳育児」を推進しており、2009年には世界保健機構とユニセフより「赤ちゃんにやさしい病院(BFH:Baby Friendly Hospital)」として認定されているところである。

婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む) 腹腔鏡によるもの等 81 6.93 6.21 0.00 45.32
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 63 8.83 6.09 0.00 44.52 11-2 (婦人科)腹式子宮摘出術
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 処置2なし 50 5.44 3.13 0.00 41.88 11-12 子宮悪性腫瘍手術(子宮頸癌)
11-13 子宮悪性腫瘍(子宮体癌)
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 処置2_5あり 定義副傷病なし 33 5.94 4.39 0.00 55.00 11-13 子宮悪性腫瘍(卵巣癌)
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 31 4.77 2.90 0.00 46.42
婦人科悪性腫瘍に対する最新知見に基づいた集学的治療、良性腫瘍に対する内視鏡(腹腔鏡、子宮鏡)を用いた治療、尿失禁や骨盤臓器脱(子宮脱)に対する手術療法など幅の広い診療を行っている。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石,胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 処置2なし 定義副傷病なし 102 13.25 9.79 8.82 76.97
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 50 8.32 7.65 0.00 61.94
060280xxxxxxxx アルコール性肝障害 43 11.35 14.62 0.00 64.98
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病なし 38 3.39 2.63 0.00 67.63 3-2 (消化器科)内視鏡的大腸EMR
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 処置2なし 38 9.63 8.86 2.63 69.39
消化器内科では、消化器全般の治療及び悪性疾患を中心とした治療(内視鏡的治療、化学療法、また他科との連携による集学的治療など)に重点を置き、医療を提供している。他の医療機関からの検査依頼が多く、上下部消化管内視鏡検査数は年々増加傾向にあり、特に肝胆膵疾患の紹介患者数が多く、十二指腸ファイバーによる診断・治療を積極的に行うと共に、慢性肝炎・肝硬変(B・C型肝炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変など)・肝癌の診断・治療にも力を入れているところである。
内視鏡的治療においては消化管止血術、早期食道・胃・大腸悪性腫瘍に対する粘膜切除術、内視鏡的乳頭切開術等のみならずQOL向上のための各種ステント留置、内視鏡的胆管ドレナージ、胃瘻造設等も積極的に行っており、超音波やCT、MRI,シンチグラフィーなど各種画像検査や、それらを利用した生検等により診断能の向上を図っている。悪性腫瘍に対して内視鏡的治療以外に、例えば肝細胞癌にはエタノール注入療法、ラジオ波焼灼療法、TAE等を場合によって併用、また進行した悪性腫瘍には放射線併用化学療法といったように集学的治療を心がけている。

糖尿病内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100071xx99x010 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く)(末梢循環不全あり) 手術なし 処置2なし 定義副傷病あり 85歳未満 23 11.87 12.02 0.00 67.65 28-1-② (糖尿病内科)糖尿病教育入院1週間
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 22 30.41 20.84 40.91 83.86
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし 15 13.00 12.58 0.00 76.40
100071xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く)(末梢循環不全あり) 手術なし 処置2_1あり 定義副傷病あり 85歳未満 14 14.86 14.74 7.14 70.43 28-1-② (糖尿病内科)糖尿病教育入院1週間
100070xx99x010 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く)(末梢循環不全なし) 手術なし 処置2なし 定義副傷病あり 85歳未満 13 13.08 11.68 0.00 59.27 28-1-② (糖尿病内科)糖尿病教育入院1週間
糖尿病内科では、いわゆる「予備軍」の方から、インスリン注射が必要な方、また他の疾患をお持ちの患者さままで幅広く対応している。また、糖尿病のみならず高血圧や高脂血症などの生活習慣病、その他内科疾患全般に関しても総合内科の立場から診療を行うことが可能である。更に、糖尿病教室を開催しており、一般市民への啓発活動も推進している。

乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 処置2なし 25 10.20 6.10 0.00 61.88 6-4 (外科)乳房の手術:ドレーンあり・なし
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む))等 処置2なし 23 12.13 10.34 0.00 70.52 6-4 (外科)乳房の手術:ドレーンあり・なし
090010xx99x00x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし - - 8.43 - -
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 3.94 - -
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 処置2なし - - 6.48 - -
乳がんに対する診断、治療法は日々進歩し社会的関心も高まっている。そのため、乳がん診療にあたっては個々のがんの特徴を踏まえた診断・治療法の選択が求められ、高度の専門的判断が要求されるようになってきた。そのため、乳腺外科では地域の患者さんからのニーズに応えられるように、院内外のネットワークを利用し質の高い医療を提供していく。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数(ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 60 11 11 30 0 38 1 6,7,8
大腸癌 59 47 41 28 0 29 1 7,8
乳癌 23 30 - 0 0 13 1 7,8
肺癌 - 0 - 29 - 12 1 7,8
肝癌 - - - 13 0 38 1 6,7,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)の初発の患者さんの数をUICCという国際対がん連合が定める病期分類法を用いて集計しております。
また、再発の患者さんの数も併せて集計しております。
集計方法は当院に入院された患者さんのうち、平成30年4月~平成31年3月に退院された患者さんの延べ数を計算しております。

UICCの病期分類は①原発巣の大きさや深さ②所属リンパ節の転移状況③遠隔転移の有無の3つの構成要素からⅠ期(早期)~Ⅳ期(末期)を分類したものになります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等(ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 43 9.95 56.70
中等症 144 18.65 80.63
重症 42 34.17 84.31
超重症 13 20.46 78.69
不明 0 0 0
市中肺炎とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指している。
入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名が、『肺炎・急性気管支炎(DPCコード040080)』さらにその中でICD-10コードがJ13~J18であるものが対象となる。


重症度分類は、市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システムにより分類しており、下記を満たす項目により重症度を振り分けて掲載している。
当院の患者さまでは「中等度」程度が多くを占めており、迅速な治療を行なっております。

1.男性,≧70歳、女性≧75歳   2.BUN≧21または脱水    3.酸素飽和度≦90%  
4.意識障害(肺炎に由来する)  5.sBP≦90mmHG

脳梗塞の患者数等(ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 67 30.06 76.75 28.00
その他 12 18.25 75.17 0.00
抽出定義:転院率=転院患者数 / 全退院数

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)(ファイルをダウンロード

内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6181 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(四肢) - - 27.43 - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - 52.50 - -
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 - - 9.25 - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - 12.33 - -
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) - - 19.00 - -
内科では、独立した内科系診療科である消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、糖尿病内科で扱う疾患をのぞいた広範な領域での内科診療を行う科となっており、内科分野での良質で安全な医療を提供できるよう取り組んでいる。手術については、植込型カテーテルの設置が上位を占める状況である。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 107 1.97 2.93 0.00 73.54 4-2-① 心カテ(手首穿刺)
4-2-② 心カテ(大腿穿刺)
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 47 2.17 3.34 0.00 73.68 4-2-① 心カテ(手首穿刺)
4-2-② 心カテ(大腿穿刺)
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 29 5.24 11.69 3.45 80.24 4-3 ペースメーカー植込み術
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 14 1.00 2.00 0.00 75.50
K597-2 ペースメーカー交換術 12 1.75 9.00 0.00 84.83
循環器内科の診療内容は、虚血性心疾患、心筋症、心臓弁膜症、不整脈、閉塞性動脈硬化症など、心血管疾患全般にわたっている。また、これら疾患の外来検査および入院加療を中心として診療を行い、近隣の開業医との病診連携も積極的に進めている。紹介による検査や治療を行う一方で、以後のフォローは逆紹介していくように心がけている。更に、積極的に循環器疾患の救急を受け入れており、地域医療への貢献に努めている。

小児科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K300 鼓膜切開術 - - 6.00 - -
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) - - 0.00 - -
小児科では、主に内科的な医療を提供しているが、中耳炎等が重症化した場合には、耳鼻いんこう科により鼓膜切開術を実施する場合がある。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 90 1.29 3.92 0.00 69.09 6-3 腹腔鏡下鼠径ヘルニア術
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 82 1.96 6.91 1.22 62.99 6-5 ラパ胆患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 48 5.29 15.15 0.00 74.98 6-2 大腸切除術②(患者用)
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術) 23 3.26 22.30 0.00 68.04
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 22 0.82 6.41 4.55 42.91 6-6 (外科)虫垂切除術を受けられる患者様へ
当院は政策医療の一環として外科・消化器外科でははその核となる食道・胃・大腸および肝臓・胆道・膵臓の消化器がんの外科治療の他、鼠径ヘルニアに対する症例を多く実施している。がん治療推進を使命としており、兵庫県がん診療拠点病院に指定されている。


整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 135 4.75 21.46 48.15 68.38 7-4 (整形外科)特発性側弯症後方固定術
K142-21 脊椎側彎症手術(固定術) 109 3.20 18.85 13.76 26.53
K0461 骨折観血的手術 71 2.77 22.90 67.61 84.01
K0821 人工関節置換術 63 2.76 21.73 65.08 74.76
K0811 人工骨頭挿入術(股) 54 3.15 23.80 77.78 83.85
整形外科では、首や背中・腰の痛み、手足のしびれ・痛み、手足の運動障害、背中の曲がりなどを取り扱っており、手術では脊椎固定術(側彎症手術含む)、椎弓切除術、椎弓形成術が高い割合いを占め、全国的にも高い水準となっている。

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2172 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) - - 1.00 - -
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) - - 1.00 - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - 1.00 - -
K0064 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径12cm以上) - - 5.00 - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) - - 1.00 - -
形成外科では、皮膚や皮下組織の外傷や腫瘍、変形などの治療、再建を対象とし、可能な限り目立たない傷跡で治すことを目的として治療に当たっている。褥瘡などの治りにくい傷に対しても認定専門看護師や皮膚科と連携し、在宅又は施設での保存的治療や手術適応のある患者さんには入院後、陰圧閉鎖療法や手術により治療を行っている。また、外傷や熱傷などによる傷跡にに対しても保存的・手術的方法を組み合わせて治療を行っている。その他、加齢に伴う眼瞼の下垂や皮膚弛緩、巻き爪・陥入爪などにも比較的侵襲の少ない方法で対応している。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 - - 12.86 - -
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) - - 23.20 - -
K1742 水頭症手術(シャント手術) - - 33.00 - -
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - 50.50 - -
K164-4 定位的脳内血腫除去術 - - 17.00 - -
脳神経外科では、主に頭痛、眩暈や一過性不全片側麻痺のなどの症状で発症する脳血管障害ほか脳神経疾患全般において、初診・紹介を問わず診察している。
手術では頭部の頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血(血腫)が貯まる硬膜下肉腫に適応する手術が多い傾向である。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 319 0.54 1.34 0.00 76.77 12-2-① (眼科)白内障 2泊3日
12-2-② (眼科)白内障 2泊3日
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない) - - 2.00 - -
K224 翼状片手術(弁の移植を要する) - - 1.00 - -
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(縫着レンズ挿入) - - 1.00 - -
眼科では主に水晶体の再建手術を実施している。

耳鼻いんこう科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) - - 6.71 - - 13-1 (耳鼻科)内視鏡下副鼻腔手術
K300 鼓膜切開術 - - 8.50 - -
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - 2.50 - -
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) - - 6.50 - - 13-1 (耳鼻科)内視鏡下副鼻腔手術
K3721 中咽頭腫瘍摘出術(経口腔) - - 2.00 - -
耳鼻いんこう科では、耳鼻咽喉頭頭頚部領域の疾患を中心に診断治療を行っており、特に入院治療が必要な症例、手術症例を主に取り扱っており、内訳は上記のとおりである。

皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 10 1.00 5.00 0.00 75.40
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - 2.50 - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - 5.50 - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) - - 5.67 - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) - - 1.00 - -
皮膚科は、皮膚の状態から全身の病気が無いか常に考えながら日々の診察を行い、皮膚だけでなく総合的に病気の判断を行っている。
なお、手術の大半は皮下・皮膚にできた腫瘍の摘出である。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 15 1.33 9.20 0.00 73.33 10-1 (泌尿器科)経尿道的膀胱腫瘍切除術
K821 尿道狭窄内視鏡手術 - - 10.44 - -
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) - - 18.00 - -
K800-3 膀胱水圧拡張術 - - 8.50 - -
K797 膀胱内凝血除去術 - - 22.00 - -
泌尿器科では尿路性器悪性腫瘍、尿路性器感染症、男性不妊症、神経泌尿器科等多にわたり治療を行っている。手術についてもそれらに適応したものが上位を占める状況である。

産科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 20 7.85 8.35 0.00 21.10 24-2 (産科)帝王切開術
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 11 4.55 7.27 0.00 31.82 24-2 (産科)帝王切開術
K861 子宮内膜掻爬術 - - 2.00 - -
当院では自然分娩を原則としており、医師・助産師が分娩監視装置などで胎児の状態を観察しながら、安全に出席できるように援助する。
帝王切開を行う場合は麻酔科と共に疼痛を少なくできるように努める。

婦人科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 82 1.26 4.66 0.00 45.09 11-16 婦人科腹腔鏡下
K867 子宮頸部(腟部)切除術 49 1.04 3.10 0.00 41.41 11-9 円錐切除術
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 41 1.71 7.27 0.00 50.44 11-16 婦人科腹腔鏡下
K872-3 子宮内膜ポリープ切除術 31 1.06 2.71 0.00 45.29 11-10 TCR
K877 子宮全摘術 21 1.48 8.38 0.00 50.52 11-2 (婦人科)腹式子宮摘出術
当科は女性の生活の質を向上させる・低下させない治療に努めている。
【良性腫瘍について】
日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設として卵巣腫瘍、子宮筋腫、子宮外妊娠などの良性疾患に対しては、積極的に腹腔鏡や子宮鏡といった内視鏡手術を行っている。手術によって現在の不快な症状を緩和していくことを目指すとともに、将来妊娠を希望される方にはできるだけ妊娠しやすい条件を残す治療を行っている。また、手術の傷ができるだけ目立たないよう美容的配慮をしている。
現在、良性腫瘍の大半が内視鏡手術の適応となり、その結果、入院期間は年々短くなっている。また子宮の温存を希望する患者さんに対しても薬物療法・手術療法を組み合わせることで可能な限り対応している。

【婦人科腫瘍に対する集学的治療】
当院は地域のがん診療における連携の中核として子宮がん、卵巣がんなどの婦人科腫瘍の診断治療に積極的に取り組んでいる。治療方法は、手術療法・抗癌剤療法・放射線療法などの治療法を組み合わせて、副作用が少なく最も効果が得られるように工夫している。患者さんにこれらの治療法の説明をしたうえで選択をしていただいている。また、初期子宮体癌に対しては腹腔鏡下子宮体癌根治術を行っている。本手術は開腹手術を腹腔鏡下手術に置き換えることで、手術切開創は開腹手術の20センチ程度に比較して、腹腔鏡下手術では1箇所0.5~1センチ程度の小さな孔(トロッカー孔)が4~5カ所程度と非常に小さくなる。その結果、術後の疼痛は少なく術後回復も早くなり、早期退院が可能になる。さらに、開腹術と比較して腹腔鏡により臓器を拡大してみることが可能で、出血量は少なく手術時間はほぼ同等である。

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 57 2.12 22.37 7.02 75.30
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 55 2.11 10.18 7.27 71.82
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 33 1.21 6.30 3.03 77.39
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 31 1.94 2.84 0.00 72.35 3-2 (消化器科)内視鏡的大腸EMR
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 28 2.14 9.36 7.14 80.29
消化器全般の診療とともに悪性疾患を中心とした治療(内視鏡的治療、化学療法、また他科との連携による集学的治療など)にも重点をおいている。内視鏡的治療においては消化管止血術、早期食道・胃・大腸悪性腫瘍に対する粘膜切除術、内視鏡的乳頭切開術等のみならずQOL向上のための各種ステント留置、内視鏡的胆管ドレナージ、胃瘻造設等も積極的に行っており、超音波やCT、MRI,シンチグラフィーなど各種画像検査や、それらを利用した生検等により診断能の向上を図っている。

糖尿病内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K533-2 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 - - 10.50 - -
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - 28.00 - -

乳腺外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 16 1.38 10.00 0.00 73.63 6-4 (外科)乳房の手術:ドレーンあり・なし
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 16 1.00 7.88 0.00 66.31 6-4 (外科)乳房の手術:ドレーンあり・なし
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) - - 10.57 - -
K016 動脈(皮)弁術 - - 8.80 - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - 1.00 - -
乳がんに対する診断、治療法は日々進歩し社会的関心も高まっている。そのため、乳がん診療にあたっては個々のがんの特徴を踏まえた診断・治療法の選択が求められ、高度の専門的判断が要求されるようになってきた。そのため、乳腺外科では地域の患者さんからのニーズに応えられるように、院内外のネットワークを利用し質の高い医療を提供していく。


その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)(ファイルをダウンロード)
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0
異なる - -
180010 敗血症 同一 12 0.00
異なる 10 0.00
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、手術・処置等の合併症について、入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)の同一性の有無を区別して対象患者数と発症率を示したものです。

更新履歴
2020/9/30
令和元年度病院指標を更新しました。