令和7年度 神戸医療センター 病院指標

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 513 251 172 288 238 415 733 1606 1692 549


令和7年6月~令和8年5月に退院された患者を10歳刻みに階級別に集計した値を算出。年齢は入院時点の満年齢で集計をおこなった。(自費診療は計算対象外/100歳以上は90歳代に含まれる)
退院患者数6457人のうち、80歳代が最も多く1692人(全体の約26.20%)、ついで70歳代が1606人(全体の約24.87%)であった。
60歳代、90歳代がこれに続く構成となっており、一方で若年層は少なく高齢者医療を中心とした患者構成が明確に示される結果となった。
高齢化の割合は今後増加見込みであり、医療・看護体制のさらなる充実が求められる。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 83 21.37 13.42 12.05% 79.72
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 30 30.50 20.49 33.33% 86.40
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上) 処置2_2あり 30 49.57 30.89 46.67% 83.03
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 24 7.38 4.67 4.17% 73.29
100380xxxxxxxx 体液量減少症 18 13.06 9.56 11.11% 81.28
内科では、独立した内科系診療科である消化器内科、循環器内科、呼吸器内科で扱う疾患をのぞいた広範な領域での内科診療を行う科となっており、内科分野での良質で安全な医療を提供できるよう取り組んでいる。

呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 64 28.33 20.49 29.69% 86.75
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 処置2なし 52 18.35 16.10 17.31% 83.71
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く) 定義副傷病なし 27 14.33 8.57 14.81% 80.78
040110xxxx00xx 間質性肺炎 処置1なし 処置2なし 17 18.53 18.39 11.76% 82.88
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染,膿瘍形成 手術なし 処置2なし 17 21.47 22.37 41.18% 78.59
呼吸器内科では、呼吸器疾患全般を対象とし医療を提供している。特に感染性疾患・腫瘍性疾患・アレルギー性疾患・タバコ関連疾患・びまん性肺疾患・胸膜疾患・急性および慢性呼吸不全・睡眠時無呼吸症候群などの診断、治療、指導を行っている。また、診療、診断、治療に際しては各科の医師・看護師・メディカルスタッフとチームを作り積極的にカンファレンスを実施し、より質の高い医療の提供を目指している。
今後、更に地域の呼吸器疾患医療に貢献できるよう、他の医療機関と積極的な連携を推進していきたいと考えている。


消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石,胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 処置2なし 定義副傷病なし 121 15.24 8.76 1.65% 79.01
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 43 4.23 2.56 0.00% 74.44 3-3 内視鏡的大腸ポリープ切除術
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 42 10.12 7.58 2.38% 67.45
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 38 14.61 9.07 7.89% 79.58
060335xx99x0xx 胆嚢炎等 手術なし 処置2なし 27 16.63 11.18 7.41% 78.56
消化器内科では、消化器全般の治療及び悪性疾患を中心とした治療(内視鏡的治療、化学療法、また他科との連携による集学的治療など)に重点を置き、医療を提供している。他の医療機関からの検査依頼が多く、上下部消化管内視鏡検査数は年々増加傾向にあり、特に肝胆膵疾患の紹介患者数が多く、十二指腸ファイバーによる診断・治療を積極的に行うと共に、慢性肝炎・肝硬変(B・C型肝炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変など)・肝癌の診断・治療にも力を入れているところである。
内視鏡的治療においては消化管止血術、早期食道・胃・大腸悪性腫瘍に対する粘膜切除術、内視鏡的乳頭切開術等のみならずQOL向上のための各種ステント留置、内視鏡的胆管ドレナージ、胃瘻造設等も積極的に行っており、超音波やCT、MRI,シンチグラフィーなど各種画像検査や、それらを利用した生検等により診断能の向上を図っている。悪性腫瘍に対して内視鏡的治療以外に、例えば肝細胞癌にはエタノール注入療法、ラジオ波焼灼療法、TAE等を場合によって併用、また進行した悪性腫瘍には放射線併用化学療法といったように集学的治療を心がけている。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 94 22.30 17.31 15.96% 86.91
050050xx9910xx 狭心症,慢性虚血性心疾患 手術なし 処置等1_1あり 処置2なし 68 3.26 3.10 0.00% 74.66
050050xx0200xx 狭心症,慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 処置等1_なし,1,2あり 処置2なし 60 4.60 4.12 1.67% 76.70
050130xx9902xx 心不全 手術なし 処置1なし 処置2_2あり 31 20.13 23.60 9.68% 84.19
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 処置等1_なし,1,3あり 処置2なし 定義副傷病なし 28 12.36 9.57 3.57% 83.00
循環器内科では、虚血性心疾患、心筋症、心臓弁膜症、不整脈、閉塞性動脈硬化症など、心血管疾患全般にわたる医療を提供している。また、これら疾患の外来検査および入院加療を中心として診療を行い、他の医療機関との病診連携も積極的に進めている。他の医療機関からの紹介による検査や治療を行う一方で、以後のフォローは逆紹介していくように心がけている。更に、積極的に循環器疾患の救急を受け入れており、地域医療への貢献に努めている。

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮,低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 処置2なし 81 5.49 6.18 3.70% 0.00
040070xxxxx0xx インフルエンザ,ウイルス性肺炎 処置2なし 59 4.63 5.86 1.69% 2.90
040090xxxxxxxx 急性気管支炎,急性細気管支炎,下気道感染症(その他) 51 4.39 6.20 0.00% 2.25
040100xxxxx00x 喘息 処置2なし 定義副傷病なし 37 5.95 6.32 0.00% 3.32
030270xxxxxxxx 上気道炎 28 5.18 4.70 3.57% 1.82
小児科では、総合病院としての特性を生かして他科と連携し、地域における成育医療の専門病院として出生直後の新生児から思春期に至るまでの成長に応じた幅広い医療を提供できるように努めている。産科と連携し、リスクのある新生児の出生の場合には小児科医も分娩に立会い、誕生の時点より適切なケアを提供すると共に、その後も安心・安全な子育てができるよう発育・発達について支援を行っている。また、「赤ちゃんにやさしい病院(BFH:Baby Friendly Hospital)」認定病院として母乳育児の支援にも積極的に取り組んでいる。一般小児の診療では、感染症や川崎病などの急性疾患の診療はもとより、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食事アレルギーなどのアレルギー疾患や慢性腎疾患、肥満や夜尿などといった慢性疾患についても科学的根拠に基づいた標準的な治療指針に沿いながらも個々の患者さんの症状に見合った丁寧な診療・管理を行うように心がけている。


皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 処置1なし 24 14.17 13.00 0.00% 72.29
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 17 12.00 9.44 5.88% 79.18
080250xx9701xx 褥瘡潰瘍 手術あり 処置1なし 処置2あり - - 43.17 - -
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 処置2なし - - 19.80 - -
080250xx9700xx 褥瘡潰瘍 手術あり 処置1なし 処置2なし - - 28.63 - -
皮膚科は、皮膚疾患全般にわたって上質の医療を提供している。「皮膚は内臓の鏡」と言われるように、皮膚の病気から全身の病気がわかることが多々あることから、皮膚の状態から全身の病気が無いか常に考えながら日々の診察を行い、皮膚だけでなく総合的に病気の判断を行っている。当院のみならず、病院の枠を超えた皮膚科医のネットワークにより、患者さんに合った適切なアドバイスを提供する。

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泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 処置1あり 23 4.48 2.45 0.00% 74.43
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 18 10.11 7.77 0.00% 77.11 前立腺を吊り上げ術を受けられる患者さんへ
経尿道的前立腺レーザー・蒸散術を受けられる患者さんへ
110080xx03xxxx 前立腺の悪性腫瘍 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 17 6.59 2.57 0.00% 76.88
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 処置2なし 13 9.69 6.79 0.00% 76.85
11013xxx02xxxx 下部尿路疾患 尿道狭窄内視鏡手術等 - - 5.60 - -
泌尿器科では、尿路および精路全般における医療を提供しており、担当範囲は尿路性器悪性腫瘍、尿路性器感染症、男性不妊症、神経泌尿器科等と多岐にわたっている。特に当院は神経泌尿器科・泌尿器科腫瘍学・感染症学に力を注いでおり、当該疾患患者さんに対し専門的な医療サービスを提供する日本日泌尿器科学会泌尿器科専門医教育施設拠点病院である。当科では泌尿器科手疾患と関連する全身状態の管理(血圧を含む循環動態、脂質・糖質代謝、運動機能、睡眠評価等)も行っており、加えて東洋医学的診断・治療も随所に取り入れた集学的医療を行っている。

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外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 100 6.23 4.56 0.00% 75.13 6-3 腹腔鏡下鼠径ヘルニア術
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 処置1なし 処置2なし 93 8.44 7.05 2.15% 66.57 6-5 ラパ胆患者用パス
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除,亜全切除又は悪性腫瘍手術等 処置1なし 処置2なし 46 18.87 14.80 2.17% 76.98 6-2 大腸切除術②
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 32 7.22 5.36 0.00% 42.22 6-6 (外科)虫垂切除術を受けられる患者様へ
060150xx99xxxx 虫垂炎 手術なし 30 8.57 8.00 0.00% 56.50
当院は政策医療の一環としてがん治療推進を使命としており、兵庫県がん診療拠点病院に指定されている。外科・消化器外科ではその核となる食道・胃・大腸および肝臓・胆道・膵臓の消化器がんの外科治療を中心とし医療を提供している。いずれも消化器内科、放射線科、化学療法室、病理診断科、緩和ケア内科と合同で協議を行うキャンサーボードを中心に、お互いの連携を密にして最善の治療を提供できる体制を整備している。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070180xx97xxxx 脊椎変形 手術あり 196 13.37 21.08 11.73% 26.87 7-4(整形外科)特発性側弯症後方固定術
特発性側弯症 脊椎後方固定術(小児)
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩,股等 77 34.79 24.75 74.03% 82.74 【R7】人工股関節置換術(患者)
人工肩関節置換術(患者)
160690xx99xxxx 胸椎,腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし 68 23.18 18.99 66.18% 80.74
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤,不安定椎 脊椎固定術,椎弓切除術,椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む) 前方椎体固定等 処置2なし 64 23.28 19.42 35.94% 73.38
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死,股関節症(変形性を含む) 人工関節再置換術等 58 27.91 18.55 36.21% 75.48
当院の整形外科では、整形外科領域の中でも主に慢性疾患を対象とした診療体制をとっている。脊椎脊髄疾患と関節疾患に重点をおき、特に脊椎脊髄疾患に関しては、我が国における脊椎脊髄疾患の専門施設のパイオニアのひとつとして、全国的に認知され、診療、研究を行ってきた。乳幼児から成人、高齢者にいたるまで、あらゆる年齢層の”背骨(せぼね)”の問題に対応可能である。

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
14031xx097x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症,心房中隔欠損症を除く)(1歳以上)その他の手術あり処置2なし 24 5.29 11.69 0.0% 31.83
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く)手術あり処置1なし - - 4.67 - -
020230xx97x0xx 眼瞼下垂手術あり処置2なし - - 2.68 - -
180060xx97xxxx その他の新生物手術あり - - 5.62 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)皮膚悪性腫瘍切除術等処置2なし - - 6.76 - -
形成外科は、身体に生じた欠損や変形に対して本来あるべき状態に再建・修復し、生活の質を向上させる体表の外科で、当院ではあらゆる形成外科手術が可能である。対象疾患は顔面外傷(骨折を含む)、皮膚腫瘍(悪性を含む)、難治性創傷などで、マイクロサージャリーによる再建手術も行っている。特に、血管腫・血管奇形の診療に力を入れており、手術や硬化療法だけでなく薬物療法などの最新治療も行っている。

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脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞手術なし処置2_4あり定義副傷病なし 25 22.80 16.51 24.00% 79.32
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等処置2なし定義副傷病なし - - 12.34 - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷手術なし処置2なし定義副傷病なし - - 7.84 - -
010060xx99x41x 脳梗塞手術なし処置2_4あり定義副傷病あり - - 28.21 - -
010230xx99x00x てんかん手術なし処置2なし定義副傷病なし - - 6.63 - -
脳神経外科では、主に頭痛、眩暈や一過性不全片側麻痺のなどの症状で発症する脳血管障害ほか脳神経疾患全般について医療を提供している。脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血など)では発症後早い段階での治療が重要であり、当科では対応が可能である。また、人体に侵襲の少ない頭部コンピュータ断層撮影検査(CT)、脳血流検査(SPECT)、磁気共鳴撮影検査(MRI)などを駆使して早期診断・早期治療を心がけている。また総合病院という利点を生かし、内科・耳鼻いんこう科・眼科・放射線科などの他科との連携で精確な診断・治療を施行できるよう工夫している。

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乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む))等処置1なし 14 11.50 9.76 0.00% 68.36 6-4 (外科)乳房の手術:ドレーンあり・なし
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 14 6.50 5.44 0.00% 71.71 6-4 (外科)乳房の手術:ドレーンあり・なし
040110xxxx00xx 間質性肺炎処置1なし処置2なし - - 18.39 - -
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍手術なし処置2なし - - 9.68 - -
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍その他の手術あり処置2なし - - 6.23 - -
乳がんに対する診断、治療法は日々進歩し社会的関心も高まっている。そのため、乳がん診療にあたっては個々のがんの特徴を踏まえた診断・治療法の選択が求められ、高度の専門的判断が要求されるようになってきた。そのため、乳腺外科では地域の患者さんからのニーズに応えられるように、院内外のネットワークを利用し質の高い医療を提供していく。

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婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術(腟式を含む)腹腔鏡によるもの等 65 7.48 6.01 0.00% 42.75 11-14 腹腔鏡下手術
120090xx97xxxx 生殖器脱出症手術あり 52 10.33 7.74 0.00% 74.44
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 51 8.08 5.90 0.00% 45.59 11-2 腹式子宮全摘摘出術
12002xxx02xxxx 子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮頸部(腟部)切除術等 43 5.02 2.90 0.00% 44.30 11-7 (婦人科)円錐切除術
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮悪性腫瘍手術等処置2なし 23 12.04 9.63 0.00% 59.43 11-13 子宮悪性腫瘍(子宮体癌)
当院は神戸市の子宮頸癌検診指定医療機関であり、子宮頸がん細胞診、コルポスコピー下組織診、高周波電気メスを用いた子宮膣部円錐切除などの様々な方法を用いて子宮頸がんの早期発見、早期治療に努めている。近年、子宮頸がんは発癌性ヒトパピローマウィルスというウィルスに感染することが原因であることが判明している。このウィルスは性交で感染するが、最近は20~30歳代の若い世代に前がん病変である子宮頸部異形成や子宮頸がんが増加している。病気の初期にはほとんどが無症状であるため、子宮がん検診やヒトパピローマウィルス検査による早期発見が重要である。子宮頸部異形成の段階で診断されると子宮を温存することができ、妊娠・出産も可能であり、子宮頸がんの状態でも早期発見できれば、大きな手術を回避することで術後の副作用の軽減が可能である。また。当科ではヒトパピローマウィルス検査を子宮頸部異形成の診断と治療後の管理に応用している。

産科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120260x001xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満)子宮破裂手術等 41 9.07 9.29 0.00 33.88
120260x002xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満)骨盤位娩出術等 27 7.96 6.79 0.00 31.63
120140xxxxxxxx 流産 18 2.28 2.49 0.00 34.17
120260x099xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満)手術なし 13 5.31 4.63 0.00 30.85
120170x199xxxx 早産,切迫早産(妊娠週数34週未満)手術なし - - 19.04 - -
産科は、当院の理念である「すべての人の立場にたった医療サービスの提供」を基に、妊婦が安心・満足できる出産を目指している。そのような出産をするために、妊婦に対して、医師の診察と助産師の保健指導により相互補完的な周産期管理を行っている。また、ハイリスク妊娠にも対応しており、妊娠高血圧症候群が出現した場合や合併症がある場合は、各科と協力のもとに安全に出産できるように治療・援助を行い、胎児に異常が疑われる場合は早期に発見できるよう最新の医療技術を用いて診断に努めている。更に、出産後、これからの育児につながるような入院生活が送れるように「母子同室」「母乳育児」を推進しており、2009年には世界保健機構とユニセフより「赤ちゃんにやさしい病院(BFH:BabyFriendlyHospital)」として認定されているところである。

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眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障,水晶体の疾患手術あり片眼 265 2.58 2.47 0.00% 78.49 白内障手術を受けられる患者さんへ(手術前日入院2泊3日)
020110xx97xxx1 白内障,水晶体の疾患手術あり両眼 - - 4.24 - -
020200xx99x1xx 黄斑,後極変性手術なし処置2あり - - 2.16 - -
020180xx99x2xx 糖尿病性増殖性網膜症手術なし処置2_2あり - - 2.38 - -
020210xx99x1xx 網膜血管閉塞症手術なし処置2あり - - 2.14 - -
眼科では日常の診療において患者様が満足されるように充分な説明を行い、検査・医療を提供している。当科では、一般眼科を患者さん及び地域の医療機関に対して提供し、特に白内障は眼科の基本手術と考え質の高い手術を行うことで確実で安心な医療の提供を目指している。

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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 35 16 15 18 24 13 1 8
大腸癌 23 31 59 11 37 15 1 8
乳癌 13 10 - 0 - - 1 8
肺癌 0 - - 35 0 27 1 8
肝癌 0 - - - 12 15 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)の初発・再発の患者さんの数を、UICCという国際対がん連合が定める病期分類法を用いて集計を行っている。
UICCの病期分類は①原発巣の大きさや深さ②所属リンパ節の転移状況③遠隔転移の有無の3つの構成要素からⅠ期(早期)~Ⅳ期(末期)を分類したものである。

集計結果では、胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌のいずれにおいても、Stage III〜IVの進行期での治療を受けた患者が一定数存在し、特に大腸癌・肺癌ではStage III以降の割合が高い傾向がみられた。

※患者数が10名以下のものにつきましては、各指数は公表しないものと作成要領に定められています。

本データは件数等の確認のため表示しておりますが、当院ホームページで公開の際は、「-(ブランク)」とさせていただきます。

胃癌ではStage I〜IVが幅広く分布し、Stage IVが最も多い結果となった。
大腸癌はStage II・IIIが中心であり、進行期での入院治療が多いことが示された。
乳癌はStage I〜IIが主体で比較的早期の症例が多い一方、再発症例も一定数みられた。
肺癌はStage III・IVが大半を占め、進行期での治療が中心となっている。
肝癌はStage II・IVが多く、病期のばらつきが大きいことが特徴であった。
また、再発症例は大腸癌・肺癌・肝癌で比較的多く、特に大腸癌では再発患者数が一定割合を占めており、継続的なフォローアップ体制の重要性が示唆された。

これらの結果から、当院では 進行期癌の治療や再発症例への対応が多く、急性期病院としての役割が明確に表れている。今後も、病期に応じた治療体制の強化と、再発予防・早期発見に向けた外来フォローアップの充実が求められる。

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成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 19 9.95 52.63
中等症 70 17.44 79.37
重症 16 19.94 82.19
超重症 - 17.43 76.00
不明 0 0 0
この集計では、18歳以上の成人の患者さんを集計しています。市中肺炎とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名が、『肺炎・急性気管支炎(DPCコード040080)』
さらにその中でICD-10コードがJ13~J18であるものが対象です。
重症度分類は、市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システムにより分類しており、下記を満たす項目により重症度を振り分けております。
当院の患者さまでは「中等度」程度が多くを占めており、迅速な治療を行なっております。
1.男性,≧70歳、女性≧75歳   2.BUN≧21または脱水    3.酸素飽和度≦90%  
4.意識障害(肺炎に由来する)  5.sBP≦90mmHG  
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脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 48 31.98 82.21 21
その他 - - - -
脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示したものです。発症から3日以内の入院とその他に分けて集計を行った。
転院率は全退院数における他病院への転院患者割合を示している。

集計結果では、発症から3日以内に入院した患者が48件と大半を占めており、急性期医療への早期アクセスが確保されていることが示された。 この群では平均在院日数が 31.98日 とやや長く、治療後のリハビリを要する症例が多いことがうかがえる。
転院率は、3日以内入院群で 21件 と高く、急性期から回復期への連携が機能していることが示された。

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診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 67 3.61 12.51 2.99% 75.51
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 56 5.09 17.45 7.14% 77.21
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 43 3.19 5.56 0.00% 76.63 3-3 内視鏡的大腸ポリープ切除術
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 32 1.41 9.34 6.25% 80.19
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 30 2.40 11.13 3.33% 82.53
消化器全般の診療とともに悪性疾患を中心とした治療(内視鏡的治療、化学療法、また他科との連携による集学的治療など)にも重点をおいている。内視鏡的治療においては消化管止血術、早期食道・胃・大腸悪性腫瘍に対する粘膜切除術、内視鏡的乳頭切開術等のみならずQOL向上のための各種ステント留置、内視鏡的胆管ドレナージ、胃瘻造設等も積極的に行っており、超音波やCT、MRI,シンチグラフィーなど各種画像検査や、それらを利用した生検等により診断能の向上を図っている。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 36 2.11 4.92 2.78% 77.89
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 33 1.55 2.82 0.00% 75.12
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 28 4.93 13.11 0.00% 80.71
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 13 0.00 17.69 0.00% 71.54
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 11 1.45 2.00 0.00% 76.91
循環器内科の診療内容は、虚血性心疾患、心筋症、心臓弁膜症、不整脈、閉塞性動脈硬化症など、心血管疾患全般にわたっている。また、これら疾患の外来検査および入院加療を中心として診療を行い、近隣の開業医との病診連携も積極的に進めている。紹介による検査や治療を行う一方で、以後のフォローは逆紹介していくように心がけている。更に、積極的に循環器疾患の救急を受け入れており、地域医療への貢献に努めている。

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー等使用) 18 1.39 8.22 0.00% 78.00 前立腺を吊り上げ術を受けられる患者さんへ
経尿道的前立腺レーザー・蒸散術を受けられる患者さんへ
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 15 1.13 2.33 0.00% 76.00
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) - - 6.30 0.00% -
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) - - 7.50 0.00% -
K841-7 経尿道的前立腺水蒸気治療 - - 7.67 0.00% -
泌尿器科では尿路性器悪性腫瘍、尿路性器感染症、男性不妊症、神経泌尿器科等多岐にわたり治療を行っている。手術についてもそれらに適応したものが上位を占める状況である。

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外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 115 1.97 5.63 1.74% 66.27 6-5 ラパ胆患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 99 1.10 4.10 0.00% 74.83 6-3 腹腔鏡下鼠径ヘルニア術
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 52 8.04 13.94 5.77% 77.52 6-2 大腸切除術②
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 33 1.00 5.79 0.00% 43.91 6-6 (外科)虫垂切除術を受けられる患者様へ
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 19 5.42 14.58 0.00% 73.74 6-10 胃切除術(全摘以外)
当院は政策医療の一環として外科・消化器外科ではその核となる食道・胃・大腸および肝臓・胆道・膵臓の消化器がんの外科治療の他、鼠径ヘルニアに対する症例を多く実施している。がん治療推進を使命としており、兵庫県がん診療拠点病院に指定されている。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K142-21 脊椎側彎症手術(固定術) 94 1.97 16.14 14.89% 26.09 7-4 (整形外科)特発性側弯症後方固定術
特発性側弯症 脊椎後方固定術(小児)
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 73 3.23 20.32 41.10% 73.10 7-4 (整形外科)特発性側弯症後方固定術
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 61 4.13 14.79 21.31% 72.77
K0821 人工関節置換術(膝) 59 1.68 22.19 32.20% 75.37 人工膝関節置換術を受けられる患者さんへ
K0461 骨折観血的手術(大腿) 50 4.86 31.26 72.00% 81.92
整形外科では、首や背中・腰の痛み、手足のしびれ・痛み、手足の運動障害、背中の曲がりなどを取り扱っており、手術では脊椎固定術(側彎症手術含む)、椎弓切除術、椎弓形成術が高い割合いを占め、全国的にも高い水準となっている。

脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 10 0.10 19.60 20.00% 82.30
K1742 水頭症手術(シャント手術) - - - - -
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - - - - -
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) - - - - -
脳神経外科では、主に頭痛、眩暈や一過性不全片側麻痺のなどの症状で発症する脳血管障害ほか脳神経疾患全般において、初診・紹介を問わず診察している。
手術では頭部の頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血(血腫)が貯まる硬膜下血腫に適応する手術が多い傾向である。

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乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 14 1.00 4.50 0.00% 71.71 6-4 (外科)乳房の手術:ドレーンあり・なし
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) - - - - -
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) - - - - -
K4742 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm以上) - - - - -
K476-31 動脈(皮)・筋(皮)弁を用いた乳房再建術(乳房切除後)(一次的) - - - - -
乳がんに対する診断、治療法は日々進歩し社会的関心も高まっている。そのため、乳がん診療にあたっては個々のがんの特徴を踏まえた診断・治療法の選択が求められ、高度の専門的判断が要求されるようになってきた。そのため、乳腺外科では地域の患者さんからのニーズに応えられるように、院内外のネットワークを利用し質の高い医療を提供していく。

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婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 63 1.21 5.22 0.00% 42.46 11-14 腹腔鏡下手術
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 54 1.15 7.37 0.00% 48.89 11-2 腹式子宮全摘摘出術
K867 子宮頸部(腟部)切除術 43 0.93 3.09 0.00% 44.30 11-7 (婦人科)円錐切除術
K872-31 子宮内膜ポリープ切除術(電解質溶液利用) 19 0.95 1.00 0.00% 43.42
K860-3 腹腔鏡下腟断端挙上術 19 1.32 8.26 0.00% 74.58
当科は女性の生活の質を向上させる・低下させない治療に努めている。
【良性腫瘍について】
日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設として卵巣腫瘍、子宮筋腫、子宮外妊娠などの良性疾患に対しては、積極的に腹腔鏡や子宮鏡といった内視鏡手術を行っている。手術によって現在の不快な症状を緩和していくことを目指すとともに、将来妊娠を希望される方にはできるだけ妊娠しやすい条件を残す治療を行っている。また、手術の傷ができるだけ目立たないよう美容的配慮をしている。
現在、良性腫瘍の大半が内視鏡手術の適応となり、その結果、入院期間は年々短くなっている。また子宮の温存を希望する患者さんに対しても薬物療法・手術療法を組み合わせることで可能な限り対応している。

【婦人科腫瘍に対する集学的治療】
当院は地域のがん診療における連携の中核として子宮がん、卵巣がんなどの婦人科腫瘍の診断治療に積極的に取り組んでいる。治療方法は、手術療法・抗癌剤療法・放射線療法などの治療法を組み合わせて、副作用が少なく最も効果が得られるように工夫している。患者さんにこれらの治療法の説明をしたうえで選択をしていただいている。また、初期子宮体癌に対しては腹腔鏡下子宮体癌根治術を行っている。本手術は開腹手術を腹腔鏡下手術に置き換えることで、手術切開創は開腹手術の20センチ程度に比較して、腹腔鏡下手術では1箇所0.5~1センチ程度の小さな孔(トロッカー孔)が4~5カ所程度と非常に小さくなる。その結果、術後の疼痛は少なく術後回復も早くなり、早期退院が可能になる。さらに、開腹術と比較して腹腔鏡により臓器を拡大してみることが可能で、出血量は少なく手術時間はほぼ同等である。

産科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 25 2.80 7.60 0.00% 33.32
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 21 1.48 7.33 0.00% 34.14
K893 吸引娩出術 21 1.52 5.67 0.00% 31.43
K9091イ 流産手術(妊娠11週まで)(手動真空吸引法) 17 0.35 0.88 0.00% 34.35
K8962 会陰(腟壁)裂創縫合術(分娩時)(肛門に及ぶ) - - - - -
当院では自然分娩を原則としており、医師・助産師が分娩監視装置などで胎児の状態を観察しながら、安全に出産できるように援助する。
帝王切開を行う場合は麻酔科と共に疼痛を少なくできるように努める。

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眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 272 0.47 1.14 0.00% 78.32 白内障手術を受けられる患者さんへ(手術前日入院2泊3日)
当科では白内障手術を中心に診療を行っており、安全で質の高い手術の提供に努めている。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 28 0.40%
異なる 39 0.56%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 11 0.16%
異なる - -
集計結果では、敗血症の発生率が 同一 0.403%、異なる 0.561% と最も高く、急性期治療における重症感染症への対応が引き続き重要であることが示された。 手術・処置等の合併症は 同一 0.158% と一定数みられ、術後管理体制の適切な運用が求められる。

DICおよびその他の真菌症は、同一・異なるともに症例数が10件未満であり、いずれも「-」表示となった。これらは発生頻度が低いものの、重篤化の可能性があるため、個々の症例の背景や治療経過を丁寧に確認することが重要である。

総じて、当院では重症感染症や術後合併症への対応が一定数発生しており、急性期病院としての役割が明確に示されている。今後も、感染管理や術後ケアの質向上に向けた取り組みを継続していくことが求められる。

症例数10未満については、(-)表示


リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
1,211 1,180 97.44%
リスクレベルが「中」以上の手術患者に対する肺血栓塞栓症予防は、1,211件中1,180件で実施され、実施率は97.44%と高い水準であった。
ほぼ全例で予防措置が行われており、急性期病院として適切な周術期管理が実施されていることが示された。
今後も未実施例の要因を確認し、さらなる予防体制の徹底を図ることが求められる。

血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1809 1383 76.43%
血液培養2セット実施率は、全体で 76.43% となった。感染症診断の精度向上において2セット採取は重要な要素であり、一定の実施率が確保されていることが確認できた。
今後は、採取体制のさらなる標準化と、未実施例の背景把握を進めることで、より高い診断精度と医療の質向上につなげていくことが求められる。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
455 425 93.41%
広域スペクトル抗菌薬を使用した症例における細菌培養の実施率は 93.41% であり、抗菌薬適正使用の観点から高い水準が維持されていることが確認された。
抗菌薬使用時に培養検査を行うことは、原因菌の同定や治療方針の適正化に不可欠であり、当院では適切な検査体制が機能していると評価できる。
今後も、未実施例の背景を確認しつつ、さらなる実施率向上と抗菌薬適正使用の推進を図っていくことが求められる。

転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
86501 291 3.36‰
転倒・転落の発生率は 3.36‰ であり、一定の発生がみられた。転倒・転落は高齢患者を中心にリスクが高い事象であるため、病棟環境の整備や見守り体制の強化など、継続的な予防策の徹底が求められる。今後も、発生状況の分析を行いながら、より安全な入院環境の確保に向けた取り組みを進めていく。

転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -
レベル3b以上の転倒・転落については、症例数が10件未満であったため、数字の掲載はないが、重篤な転倒・転落は少数で推移しており、重大事例の抑制が図られていることが確認できる。今後も、個々の事例の要因分析を行いながら、病棟環境の整備や見守り体制の強化を継続し、安全な入院環境の維持に努めていく。

手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
1562 1421 90.97%
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与は、対象1,562件中1,421件で実施され、実施率は90.97%と高い水準であった。周術期感染予防において適切なタイミングでの抗菌薬投与は重要であり、当院では概ね標準化された運用が行われていることが確認できる。
今後は未実施例の背景を確認し、さらなる遵守率向上と周術期感染対策の強化を継続していく。

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
82068 226 0.28%
D2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率は 0.28% であった。褥瘡は長期臥床や活動性の低下に伴い発生リスクが高まる事象であるが、今回の結果からは一定の管理が行われていることが確認できる。
今後も、早期のスキンケア介入、体位変換の徹底、栄養管理の強化など、多職種連携による予防策を継続し、重症化防止と発生率のさらなる低減を図っていく。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
4268 4256 99.72%
65歳以上の患者に対する入院早期の栄養アセスメントは、対象4,268件中4,256件で実施され、実施率は99.72%と非常に高い水準であった。高齢患者では栄養状態が治療経過に大きく影響するため、入院初期の評価が適切に行われていることは、周術期管理や急性期治療の質向上に寄与していると考えられる。
今後も、未実施例の背景を確認しつつ、早期介入の徹底と多職種連携による栄養管理体制の維持・強化を図っていく。

身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
94365 1731 1.83%
身体拘束の実施率は 1.83% であり、必要最小限の対応にとどまっていることが確認された。身体拘束は患者の安全確保のためにやむを得ず行われる場合があるが、身体的・心理的負担が大きいことから、適切な判断と多職種による慎重な運用が求められる。
今後も、拘束理由の妥当性確認や代替手段の検討を継続し、身体拘束のさらなる低減と患者の尊厳に配慮したケアの推進を図っていく。

更新履歴
2026/9/30
令和7年度病院指標公表しました。