皮膚・排泄ケア認定看護師同行訪問のご案内
最近、在宅で療養される患者さんが増え、訪問看護の重要性が高まっております。当院では、 令和1年6月より、皮膚・排泄ケア認定看護師が、下記対象者に対して訪問看護師若しくは保険医療機関の看護師等の方と共同して、指導やケアを提供する「皮膚・排泄ケア認定看護師同行訪問」を開始しました。当院に受診したことのある患者さん、あるいは当院に受診歴がなくても訪問看護ステーション、他の保険医療機関からの紹介で利用できます。是非ご活用下さい。手続きの方法はフローチャート等ご参照ください。
- 訪問看護対象者
①真皮を超える褥瘡の状態にある患者でかつ通院が困難な方
②人工肛門若しくは人工膀胱を造設している患者で管理が困難※かつ通院が困難な方 - お申し込み方法
①在宅主治医に相談、認定看護師同行訪問の指示を得て下さい。
②利用者、家族に同行訪問の必要性及び支払いについて「皮膚・排泄ケア認定看護師同行訪問についての説明書(様式1)」を用いて説明し、同意を得て頂きますようお願いします。
③同意が得られましたら「皮膚・排泄ケア認定看護師同行訪問についての同意書(様式2)」
「皮膚・排泄ケア認定看護師同行訪問申込書(様式3)(ストーマ用、褥瘡用)」に必要事項をご記入の上、当院の地域医療連携室にFAXでお申し込み下さい。
④FAXを受信後、当院の皮膚・排泄ケア認定看護師より訪問日の相談をさせて頂きます。
⑤日程が決定すれば、予約票をFAXいたします。 - 同行訪問日までにご準備頂くもの
①保険証、公費受給者証、限度額適応認定証の写し
④は当院で必要事項を記入後すぐに速達・書留で利用者宅へ郵送しますが、お届けまでに2日程度かかりますので、ご了承ください。
②診療科と疾患名が記載してある書類(訪問看護指示書など)の写し
③認定看護師同行訪問についての同意書(様式2)の原本
④特定疾患上限管理表の原本(該当者のみ)
※③は、事前に事業所分をコピーしておいて下さい。
上記①~④は訪問当日、認定看護師に渡して下さい。
※ABCD-Stoma®において、A(近接部)、B(皮膚保護材部)、C(皮膚保護材外部)の3つの部位のうち1部位でもびらん、水疱・膿疱又は潰瘍・組織増大の状態が1週間以上継続している、もしくは1ヶ月以内に反復して生じている状態。
※詳細は「日本創傷・オストミー・失禁管理学会ホームページ」参照