当院で妊婦健診・出産をお考えの方へ

地域の皆様に高品質の産科医療を提供する

当院産科は、正常妊産婦も多く受け入れております。
正常妊娠の場合、紹介状なしで受診頂いても選定療養費(7000円)の負担はありません。総合病院ならではの高度医療を背景とした安心の産科医療と「赤ちゃんにやさしい病院」認定施設として認められた手厚い妊娠・出産・育児ケアを地域の皆様に提供します。
より、多くの妊産婦さんやご家族に満足して頂ける出産体験を提供できるよう、2023年度大幅リニューアル進行中です。
安全なお産

産科の特徴

チーム医療で守る安心・安全なお産
神戸医療センターは、産婦人科の他にも、小児科はもちろん、内科、麻酔科、整形外科を含め複数の診療科があります。
総合病院ならではの専門性の高い診療を連携して行う事で、より安全で安心な妊娠・出産・育児のサポートを行っていきます。
妊娠出産の様々なアクシデントにも的確に対応できる体制を作っています。リスクの低い方から高い方まで幅広い妊婦さんに対応しています。
※母体搬送も受け入れています

安全なお産
BFH(赤ちゃんにやさしい病院)認定施設
当センターは、平成21年にはWHO/ユニセフが認定するBFHとなりました。
BFHは、WHO(世界保健機関)とユニセフ(国連児童基金)によって認定されます。赤ちゃんにやさしい病院として、WHOとユニセフが定める「母乳育児を成功させるための十か条」に基づき、 しっかりと育児ケアがされている病院及び施設を認定するものです。
妊婦健診

>>「赤ちゃんにやさしい病院」母乳育児への取り組み

妊婦健診・外来診療について

★妊婦健診
妊婦健診は完全予約制で行っています。
各自治体の妊婦健診の受診券が使用できます。(2023年6月 神戸市在住の場合、受診券の使用で自己負担を最小限にできるよう料金見直しを行いました。)
産婦人科医が、毎回の妊婦健診で診察・超音波検査を行っています。また、妊娠週数に応じて助産師が保健指導を行っています。
必要時は、当センターの管理栄養士による栄養指導や、合併症を認める場合は、糖尿病内科や循環器内科との連携も行っています。
価格改定

妊婦健診


>>ある妊婦(神戸市在住)の妊婦健診例

>>産科・婦人科 医師紹介はこちら
>>産科・婦人科 外来担当表はこちら

★助産師外来

妊婦健診の際に、妊娠中の様々な相談にのっています。
また、おっぱいのケアなどを含めた準備もしっかりサポートしています。  
外来から入院、退院後まで一貫した助産師のケアが受けられます。
当センターオリジナルの母乳についての手作りパンフレットを無料で差し上げます。

助産師外来
★外来・救急受診

妊婦健診以外の診療も、平日午前中の再診の診療枠で毎日受け付けています。妊娠中「出血した」「おなかが痛い」など、急に受診が必要になった場合も、安心です。

また、緊急を要する場合も、当センターには産科医が原則的に24時間待機しています。

里帰り分娩・紹介受診について

里帰り分娩も積極的に受け入れています。また、妊婦健診は近くの病院で受診し、当院での分娩をお考えの方も34週頃までに紹介いただければ対応させていただきます。

もちろん、自宅で妊娠反応陽性が確認されたら、初診で来院していただくことも可能です。


  • 34週頃までに、かかりつけの病院で作成した紹介状を持参して、受診してください。
    >>外来受診される方へ

  • 病院から地域連携室を通じて外来予約を取得していただくと、よりスムーズに対応できます。
    >>他院受診中の方へ

  • アクセス
    神戸市須磨区にある神戸医療センターは須磨区・垂水区・西区・北区等から妊婦さんが受診されます。
    地下鉄名谷駅から無料送迎バスがあり、神戸高速、神戸淡路鳴門自動車道からのアクセスも可能です。
    >>アクセス・駐車場

分娩・入院について

経腟分娩の入院

経腟分娩で陣痛が来たら陣痛室で過ごします。
リラックスして過ごせるように個室です。

経腟分娩

いよいよ分娩となったら分娩室へ移動します。
緊急事にも対応できる設備を整えています。

帝王切開分娩

カンガルーケア:分娩室を含め、出産直後から母児が肌と肌を合わせて過ごせる時間を大事にしています。

帝王切開分娩での入院

前回帝王切開、骨盤位(逆子)、双胎(双子)、子宮の手術をしたことがある方、赤ちゃんやお母さんが経腟分娩にリスクがある方は帝王切開での分娩になります。

当院の帝王切開は麻酔科専門医が麻酔管理を行います。産後の回復がスムーズになるよう術後の疼痛コントロールも麻酔科医と積極的に連携しています。

また、緊急帝王切開では小児科医が立ち会い、赤ちゃんの状態をすぐに診察します。

★赤ちゃんは入院中に、小児科医・整形外科医の診察が必ずあります。
★赤ちゃんに治療が必要な場合は、小児科医が対応するので安心です。
★赤ちゃんが保育器に入った場合も、お母さんは24時間面会が可能です。

産後は、基本的には24時間母児同室です。

退院後の生活を見据えて、助産師にいろいろなことを相談しながら基本的な育児手技を身に着けていきましょう。
ただ、お母さんの体力の回復も重要です。助産師と相談しながら休息もしっかりとりましょう。

母子同室

☆お土産☆
入院中の育児日誌や、赤ちゃんの足型、スタッフからのメッセージなど手作りのファイルをお渡しします。
また、分娩セットは入院中に必要なパッドや赤ちゃんのおしりふき等の他、臍の緒ケースなどを大きなマザーズバックに入れてお渡しします。


ミラブルシャワー、シャンプーバー導入

出産、育児の疲れを少しでも癒していただけるよう2023.6より話題のミラブルシャワーを導入しています。
また、入院時の持ち物を減らしていただけるようバスタオル・シャンプーバーを用意しました。(分娩時の入院のみ)

ミラブルシャワー、シャンプーバー
お祝い膳

当センターの管理栄養士が、栄養バランスを考えて、安心・安全なメニューを院内で調理して、作り立てで提供しています。

お祝い膳
ティータイム

授乳の合間に、ホッと一息ついていただける様、水分摂取も考えてカフェインレスティーやコーヒー等と夕食後のおやつの提供も始めました。


★切迫早産などの入院も受け入れています。



退院後

退院後も、お家で育児につまずいていることはないか、無料の電話訪問を実施します。

2週間健診では、赤ちゃんの体重増加やお母さんの状態など、助産師と相談できる機会があります。(助成券が使えます*)

1か月健診では赤ちゃんの状態を小児科医が確認したり、産科医がお母さんの状態を診察したり、もちろん助産師がいろいろな相談にのれる機会があります。(助成券が使えます)

*一部地域は対象外の場合があります

入院のお部屋・費用について

入院のお部屋

2人部屋 :1日 +2,200円
カーテンで仕切られています。
テレビ、冷蔵庫が無料で使えます。

出産施設

個室 :1日 +7,000円
洗面付き。テレビ、冷蔵庫が無料で使えます。

※テイストの違う2種類のお部屋があります。
 (写真上:452号室、写真下:453号室)

出産施設出産施設

他に、シャワー、トイレ付きの広いLDR個室もあります。
1日 +12,000円



分娩費用(自己負担額)概算
出産育児一時金内を目安に分娩できるよう2023年8月より改定いたしました。分娩料の時間外・休日料金を廃止。

正常経腟分娩で約50万円(6日間入院、2人部屋利用の場合)

予定帝王切開分娩で約43~46万円(9日間入院、2人部屋利用の場合、高額医療費限度額申請を行った場合)

出産育児一時金(直接支払制度利用)の場合は上記から50万円を差し引いた額が請求されます。自己負担額が50万円未満の場合、残金は払い戻しされます。
※当院は産科医療保障制度に加入しています。
※個室を利用された場合は上記に1日あたり4800~9800円の差額が発生します。
※治療が行われた場合など母子の経過により変動します。
出産施設 価格改定

母乳育児支援について

神戸医療センターの産婦人科病棟である4階病棟では、全ての母親が母乳育児を楽しく継続できるよう母乳育児支援に力を入れています。
このことからBFH(赤ちゃんにやさしい病院)に認定されています

母乳育児

*お母さんの希望や状態に合わせて適宜、ミルク授乳も指導しています。
>>「赤ちゃんにやさしい病院」母乳育児への取り組み

母乳育児リレーメッセージ

当センターで分娩された方から、メッセージをいただいております。外来に掲示されておりますので、ぜひご覧になってください。

>>母乳育児リレーメッセージ



母乳育児

神戸市産後ケア事業実施施設です

令和2年度より神戸市産後ケア事業に参加しました。現在は神戸市在住で、当院で分娩された方が対象です。
詳しくは、助産師にお問い合わせください。

Instagram,Facebookページを開設しました。

当センターの紹介や、母乳育児の豆知識など随時更新中です。



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