
当院で妊婦健診・出産をお考えの方へ
産科の特徴
チーム医療で守る安心・安全なお産
神戸医療センターは、産婦人科の他にも、小児科はもちろん、内科、麻酔科、整形外科を含め複数の診療科があります。総合病院ならではの専門性の高い診療を連携して行う事で、より安全で安心な妊娠・出産・育児のサポートを行っていきます。
妊娠出産の様々なアクシデントにも的確に対応できる体制を作っています。リスクの低い方から高い方まで幅広い妊婦さんに対応しています。
※母体搬送も受け入れています
BFH(赤ちゃんにやさしい病院)認定施設
当センターは、平成21年にはWHO/ユニセフが認定するBFH
BFHは、WHO(世界保健機関)とユニセフ(国連児童基金)によって認定されます。赤ちゃんにやさしい病院として、WHOとユニセフが定める「母乳育児を成功させるための十か条」に基づき、しっかりと育児ケアがされている病院及び施設を認定するものです。
>>「赤ちゃんにやさしい病院」母乳育児への取り組み
妊婦健診・外来診療について
★妊婦健診
妊婦健診は完全予約制で行っています。
産婦人科専門医が、診察・超音波検査等を行っています。
また、妊娠週数に応じて助産師が保健指導を行っています。
必要時は、当センターの管理栄養士による栄養指導や、合併症を認める場合は、糖尿病内科や循環器内科との連携も行っています。

>>産科・婦人科 医師紹介はこちら
>>産科・婦人科 外来担当表はこちら
★助産師外来
妊婦健診の際に、妊娠中の様々な相談にのっています。
また、おっぱいのケアなどを含めた準備もしっかりサポートしています。
外来から入院、退院後まで一貫した助産師のケアが受けられます。
当センターオリジナルの母乳についての手作りパンフレットを無料で差し上げます。

★外来・救急受診
妊婦健診以外の診療も、平日午前中の再診の診療枠で毎日受け付けています。妊娠中「出血した」「おなかが痛い」など、急に受診が必要になった場合も、安心です。
また、緊急を要する場合も、当センターには産科医が原則的に24時間待機しています。
里帰り分娩・紹介受診について
里帰り分娩も積極的に受け入れています。また、妊婦健診は近くの病院で受診し、当院での分娩をお考えの方も34週頃までに紹介いただければ対応させていただきます。
もちろん、自宅で妊娠反応陽性が確認されたら、初診で来院していただくことも可能です。
- 34週頃までに、かかりつけの病院で作成した紹介状を持参して、受診してください。
>>外来受診される方へ
- 病院から地域連携室を通じて外来予約を取得していただくと、よりスムーズに対応できます。
>>他院受診中の方へ
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アクセス
神戸市須磨区にある神戸医療センターは須磨区・垂水区・西区・北区等から妊婦さんが受診されます。
地下鉄名谷駅から無料送迎バスがあり、神戸高速、神戸淡路鳴門自動車道からのアクセスも可能です。
>>アクセス・駐車場
分娩・入院について
経腟分娩の入院
経腟分娩で陣痛が来たら陣痛室で過ごします。
リラックスして過ごせるように個室です。

いよいよ分娩となったら分娩室へ移動します。
緊急事にも対応できる設備を整えています。

カンガルーケア:分娩室を含め、出産直後から母児が肌と肌を合わせて過ごせる時間を大事にしています。
帝王切開分娩での入院
前回帝王切開、骨盤位(逆子)、双胎(双子)、子宮の手術をしたことがある方、赤ちゃんやお母さんが経腟分娩にリスクがある方は帝王切開での分娩になります。
当院の帝王切開は麻酔科専門医が麻酔管理を行います。産後の回復がスムーズになるよう術後の疼痛コントロールも麻酔科医と積極的に連携しています。
また、緊急帝王切開では小児科医が立ち会い、赤ちゃんの状態をすぐに診察します。
★赤ちゃんは入院中に、小児科医・整形外科医の診察が必ずあります。
★赤ちゃんに治療が必要な場合は、小児科医が対応するので安心です。
★赤ちゃんが保育器に入った場合も、お母さんは24時間面会が可能です。
産後は、基本的には24時間母児同室です。
退院後の生活を見据えて、助産師にいろいろなことを相談しながら基本的な育児手技を身に着けていきましょう。
ただ、お母さんの体力の回復も重要です。助産師と相談しながら休息もしっかりとりましょう。

☆お土産☆
入院中の育児日誌や、赤ちゃんの足型、スタッフからのメッセージなど手作りのファイルをお渡しします。
お祝い膳
当センターの管理栄養士が、栄養バランスを考えて、安心・安全なメニューを提供しています。

★切迫早産などの入院も受け入れています。
退院後
退院後も、お家で育児につまずいていることはないか、無料の電話訪問を実施します。
2週間健診では、赤ちゃんの体重増加やお母さんの状態など、助産師と相談できる機会があります。(助成券が使えます*)
1か月健診では赤ちゃんの状態を小児科医が確認したり、産科医がお母さんの状態を診察したり、もちろん助産師がいろいろな相談にのれる機会があります。(助成券が使えます)
*一部地域は対象外の場合があります
入院のお部屋・費用について
入院のお部屋
2人部屋 :1日 +2200円(+税)
カーテンで仕切られています。
テレビ、冷蔵庫が無料で使えます。

個室 :1日 +7000円(+税)
洗面付き。テレビ、冷蔵庫が無料で使えます。

他に、シャワー、トイレ付きの広いLDR個室もあります。
1日 +12000円(+税)
分娩費用は
経腟分娩でおよそ43~55万円(産後5日入院)
帝王切開分娩でおよそ35~55万円(産後7日入院)
※当院は産科医療保障制度に加入しています。
※母子の経過により変動します。

母乳育児支援について
神戸医療センターの産婦人科病棟である4階病棟では、全ての母親が母乳育児を楽しく継続できるよう母乳育児支援に力を入れています。
このことからBFH(赤ちゃんにやさしい病院)に認定されています

*お母さんの希望や状態に合わせて適宜、ミルク授乳も指導しています。
>>「赤ちゃんにやさしい病院」母乳育児への取り組み
母乳育児リレーメッセージ
当センターで分娩された方から、メッセージをいただいております。外来に掲示されておりますので、ぜひご覧になってください。
>>母乳育児リレーメッセージ
神戸市産後ケア事業実施施設です
令和2年度より神戸市産後ケア事業に参加しました。現在は神戸市在住で、当院で分娩された方が対象です。
詳しくは、助産師にお問い合わせください。
Instagram,Facebookページを開設しました。
当センターの紹介や、母乳育児の豆知識など随時更新中です。