入院・お見舞いの方へ
- 入院にあたって
- 入院当日の流れ(入院から病棟までの流れ)
- 入院時の手続きに必要なもの
- 病棟へ提出していただくもの
- 入院生活に必要なもの
- 入院費用について
- 高額療養費の制度について
- 有料個室について
- お食事について
- 出産費用
- 外国人患者の方へのご案内
- 入院中の過ごし方
- ご面会時間と電話のお取り次ぎ
- 退院について
- 入院費の請求について
- 入院医療費の包括評価(DPC)
- 宗教的輸血拒否への対応
- 臓器提供意思表示カードについて
- 専門医制度と連携したデータベース事業について
- 院内暴力・ハラスメント等への対応について
1)入院にあたって
入院から退院までの流れ(入院予定の方へ)
必ず1階総合入退院センターで入院申込をします。
入院時に必要な書類(入院申込書、身元引受書兼診療費等支払保証書等)、入院案内などをお渡しします。必要書類等は入院当日までにご記入・ご捺印をお願いします。ご不明なこと、ご不安なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。診察当日にそのまま入院されたときは、その都度別途説明いたします。
【お問い合わせ先】
総合入退院センタ-入院係 窓口
電話番号:078-791-0111
受付時間:月~金曜日/8:30~17:00
- 入院説明時、お部屋の希望をお伺いします。
希望通りのお部屋が準備できない場合もあります。ご了承ください。 - 入院日の手続方法、入院生活に関すること、
入院費用などご質問があれば遠慮なくおたずねください。
入院日が決りましたら当方から電話連絡します。
入院日・時間をご確認ください。
2)入院当日の流れ(入院から病棟までの流れ)
入院連絡時にお知らせした時刻に1階総合入退院センターまでお越しください。
入院時の手続きに必要なもの
- 身元引受書兼支払保証書:お支払義務者及び連帯保証人の押印が必要です。
- 印鑑(認め印)
- 診察券:入院中は、病棟で預かります。
- マイナンバーカード(マイナ保険証)又は健康保険証及びその他の公費負担医療証等をお持ちの方は一緒に提示してください。
- 個人情報に関するご質問(同意書)
- 入院セットレンタル申込書(ご利用される方)
- 実費徴収に関する同意書等その他必要書類
病棟・病室へご案内します。
病棟へ提出していただくもの
- 総合入退院センターで受け取ったブルーコンテナ
- 診察券
- 日常飲んでいる薬(当院や他院で処方されている内服薬・自己注射をしている注射薬・吸入薬・目薬・軟膏など)
- お薬手帳、お薬説明書など
- 入院セットレンタル申込書(ご利用される方)
入院オリエンテーションを行います。
病棟スタッフが部屋までご案内します。
入院生活に必要なもの
【入院セットレンタルをご利用の場合】 詳細はこちら- 服用または使用中の全ての薬(入院日数分)、お薬手帳、薬の説明書、薬の入った袋
- 手術に関する同意書(外来で医師より渡されている方のみ+L34)
- 下着類、靴下
- 下拭き用ウエットティッシュ、汚物入れ用ビニール袋(おむつ持参し使用している方のみ)
※おむつセットご利用の場合は持参不要です。 - 履きなれた靴(転倒防止のため、スリッパ、サンダルは使用しないで下さい。)
- その他、筆記用具、水筒(お茶入れ)、保湿クリーム等
- 服用または使用中の全ての薬(入院日数分)、お薬手帳、薬の説明書、薬の入った袋
- 手術に関する同意書(外来で医師より渡されている方のみ)
- パジャマ等の寝着、バスタオル、ティッシュペーパー、下着類、靴下
- 洗面具等(洗面器、タオル、石鹸、シャンプー、歯ブラシ、歯磨き粉、ヘアブラシ等)
- お食事に必要な物(箸、スプーン、割れないプラスチックコップ(湯のみ用))
- 棟備え付けの有料テレビを利用される方はテレビ用イヤホン
- 下拭き用ウエットティッシュ、汚物入れ用ビニール袋(おむつ持参し使用している方のみ)
※おむつセットご利用の場合は持参不要です。 - 履きなれた靴(転倒防止のため、スリッパ、サンダルは使用しないで下さい。)
- その他、筆記用具、水筒(お茶入れ)、保湿クリーム等
持込をご遠慮いただきたいもの
例)刃物類(ナイフ、ハサミ、爪切り、カミソリなど)火器類(ライター、マッチなど)
※危険ですので、入院中お預かりさせていただく場合があります。
刃物類につきましては、必要時にナースステーションにお声掛けください。
ご注意ください!
貴重品、現金(セーフティボックスをご使用ください)
危険物(はさみ、カッター、果物ナイフなど)必要時はナースステーションにお申し出ください。
3)入院費用について
(1)保険診療
- 入院費用の計算は1か月単位となっています、毎月末に締めて計算し、翌月の11日ごろに病室に請求書を発行します。なお、請求書に納付期限を記載していますので、期限内にお支払いください。
- 月の途中で退院されるときは、退院当日にご精算していただきます。前月未払い分がある場合、納付期限に関わらず全てお支払していただきます。
- 入院費の計算は、厚生労働省告示「医療診療報酬点数表」に基づき、午前0時を起点に入院日から退院日までの日数計算を致します。(1泊2日の入院の場合の入院料は入院時間や退院時間に関わらず、2日分で計算することになります。)
- ご希望により、利用いただける有料個室があります。(※下記記載の有料個室有についてをご覧ください)
有料個室の料金は健康保険の適用外となっておりますので全額実自費扱い(税込)になります。(助産に伴う場 合の有料個室料金には消費税は課税されません。)
なお、有料個室の料金は入院料と同様、午前0時を起点に入院日から退院日までの日数計算を致します。従って、本日入院して翌日退院した場合、2日分の料金となりますのでご了承ください - 当院では原則として午前中の退院をお願いしています。退院の目途が立ちましたら、医師と相談の上、退院日が決定されます。退院に関してご不明な点がありましたら看護師にご相談ください。
- お支払いは、平日の昼間は1階医事⑥支払窓口で、平日の夜間・土日祝日は1階玄関横の「時間外・休日窓口(管理当直室)」でお願いします。
- 退院日の前日の夕方に入院費用の概算額をご連絡いたします。精算額は、退院日当日の午前中にご連絡いたします。
なお、退院日が土日の場合は金曜日の夕方、その金曜日が祝日の場合や祝日に退院される場合は、直前の平日の夕方に精算額を連絡いたします。
また、土日祝日に退院される場合も、平日と同様に退院日当日にお支払いいただくことになりますので、あらかじめ入院費用のご用意をお願いいたします。 - 納入期限を過ぎてもお支払のない場合、入院時に記載された「身元引受書兼診療費等支払保証書」の連帯保証人の方にお支払をお願いする場合がありますのでご了承ください。
- お支払い方法は、現金の他、クレジットカード、デビットカードも利用できます。(カードは名義人ご本人様がご使用ください。)
なお、取扱いのできないカードもありますので、事前に1階医事⑥支払窓口でご確認ください。※院内のATMは設置しておりませんので、ご了承ください。
高額療養費の制度について 詳細はこちら
70才未満の方は、医療機関で支払った医療費の月額が自己負担限度額を超えた場合、申請することで超えた分(高額医療費)が払い戻されています。
ただし、ご加入の健康保険(社保、国保等)の限度額適用により自己負担限度額までの支払いで済む事となり、(所得等により異なりますが、目安としては80,100円プラス総医療費の1%の支払額となり)一時的な費用負担が軽くなります。
なお、食事医療費及び有料個室料、文章料等の保険外費用は、この制度の対象外です。
この制度を利用される方は月末の1週間前、または退院の1週間前までに限度額認定証を1階「①入院受付」にご提示ください。
その日を超えますと、市町村の手続きとそれに続く当センターの事務処理の関係でご利用できない場合がありますのでご注意ください。
手続きの詳細については、ご加入の健康保険(社保、国保等)により異なりますので、健康保険の担当係(または市区町村の国民健康保険係等)で、ご確認ください。
(2)有料個室について 詳細はこちら
ご希望により、利用いただける有料個室があり、料金は別表のとおりです。なお、この有料個室の料金は健康保険の適用外となっておりますので、全額自費扱いとなります。
※助産で利用する場合は非課税です
(3)お食事について
私たちは、患者さんが安心して治療に専念していただけるように、お食事と栄養管理をサポートさせていただきます。そのために、適正な衛生管理のもとで調理を行い、より良いお食事を提供することを日々努めております。
●当院のお食事時間
温・冷配膳車を用いて患者さんのもとへ配膳いたします。冷たい料理は冷たく、温かい料理は温かく、お食事を召し上がっていただけるようにしております。
(朝食 7:30頃、 昼食 12:00頃、 夕食 18:00頃)
●食事の種類
一般治療食と特別治療食を合わせて、約72食種ご用意しております。その中から、主治医の処方に基づいたお食事を提供いたします。
●献 立
お正月、節分、ひな祭り、こどもの日、七夕、クリスマスなど四季折々の年中行事には、行事食を提供させていただいております。季節感を味わっていただける献立を心がけております。
- 選択メニュー
毎週4日間(火、水、木、金曜日)の昼食と夕食に、普通食をお召し上がりの患者さんには2種類のメニューから、化学療法低食欲時食をお召し上がりの患者さんは3種類のメニューから選択していただけるサービスを実施しております。 - 食事形態
きざみ、大切り、荒きざみ、ミキサーなど患者さんの咀嚼力に合わせて、お食事の形態調整をさせていただきます。 - アレルギー
食物アレルギーのある患者さんには、個別に対応したお食事を提供させていただきます。 - 祝膳
産科病棟でご出産された患者さんには、出産祝い膳を夕食にご用意させていただきます。
(4)出産費用 詳細はこちら
自然分娩の場合は、健康保険は適用されず、全額自己負担となります。
(5)外国人患者の方へのご案内
平成29年2月1日より、以下の対象となる方が当院で受診される場合には、円滑で安全な診療を行うため、原則として下記の医療費を徴収させていただきます。
- 対象となる外国人患者の方
海外在住などの理由で、日本の公的医療保険に加入していない方 - 医療費
該当の患者さんには、診療報酬点数1点につき10円で医療費を計算いたします。
医療費には別途消費税がかかります。
ご不明な点などありましたら、当院医事室 入院・外来係にお問い合わせください。
4)入院中の過ごし方
①ネームバンド装着のお願い
当院では、患者さんの取り違い・間違い防止の観点から、全患者さんにリストバンドの着用やベッドネームの記載、カルテ背表紙記載、スタッフルーム内ナースコール盤への氏名表示をしております。また、患者さん確認のためにお名前を名乗っていただいています。ご不便をお掛けすることもありますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。
②レンタル寝衣について
当院では、療養環境の向上および患者さんとご家族の負担軽減の観点から入院セットレンタルを行っております。ぜひご利用ください。
③電気製品、テレビ、インターネットについて
- 電気器具のご使用については、原則として設置してあるカード式テレビ(有料)以外の使用はご遠慮ください。設置してある床頭台のコンセント以外の使用はご遠慮ください。携帯電話の充電等は構いませんが、電気容量の関係上、電気器具の持ち込みは制限させていただいております。診療上、療養上の支障となる場合もございますので、ご利用の際は病棟看護師までご相談ください。尚、インターネットは1階ロビーに患者専用パソコンを設置していますのでご利用ください。(8:30~17:15利用可)
- 病室は22時に消灯します。消灯後はテレビ鑑賞、声高の会話等は他の患者様のご迷惑となりますのでご遠慮ください。
- 持参された衣類はご自身での洗濯となります。各階にコインランドリーが有りますのでご利用ください。(カード式洗濯機・乾燥機 1回各40分有料)
④貴重品について
各自お手回り品は必ずセーフティBOXに入れ施錠の上、盗難防止には十分注意してください。必要以上の現金、貴重品などはお持ちにならないでください。(紛失、盗難に関しては責任を負いかねますのでご了承ください。また、入院中は必ず施錠し、鍵は患者さんが管理して下さい。)
⑤喫煙について
煙草は、ご本人さまはもちろん周りの方の体に悪影響を及ぼします。
また火災の原因ともなります。当院では、入院およびご来院の皆さまの健康を守るため『敷地内全面禁煙』となっています。
なお電子たばこ等たばこに相当するものを含めます。
⑥外出、外泊について
入院中の外出、外泊は原則として認めていませんが、やむを得ず外出、外泊を希望される方は主治医の許可が必要です(1泊2日まで)。事前に申請書の提出が必要となります。急な場合は食事の差し止めができないため、請求させていただく場合がありますのでご了承ください。
⑦補助具の管理について(義歯、補聴器、眼鏡など)
⑧携帯電話の使用
携帯電話はマナーを守って使用してください。
- 病室内での通話はご遠慮ください。着信音はマナーモードに設定してください。
- 廊下では通行の妨げとなりますので、携帯電話等の使用はご遠慮ください。
- 病院内および敷地内での携帯電話の使用に際しては、使用時間(AM6:00~PM9:00まで)、使用場所(中庭、食堂等)をお守りください。
- 周囲の人の迷惑とならないよう、声の大きさに気を付けましょう。
- 消灯時間後のご利用はご遠慮ください。
⑨付き添い
看護師は24時間を交替で勤務しています。そのため付き添いは、原則として必要ありません。
ただし、病状、その他の事情で家族の方が付き添いを希望される場合は、医師の許可が必要となります。許可のある方は「家族付き添い許可願い書」をお渡ししますので看護師に提出してください。許可された家族の付き添い以外の方は、病室に泊まることはできません。
付き添いの方のお食事は、病院から出せません。1階の売店・食堂などをご利用ください。
寝具や簡易ベッドは、1階 リネン室で取り扱っています。
消灯時間を過ぎてからの面会室での談話、テレビのご利用などは、他の患者さんのご迷惑にならないようにお願いいたします。病院に持参されるものは、最小限にお願いいたします。
⑩診断書・証明書等の書類について
診断書や証明書を希望される方は、主治医または看護師にご相談ください。なお、お急ぎにならない生命保険等の診断書は1階「⑦書類受付」窓口でお申し込みください。また、お預かりした生命保険等の診断書の作成には、日数を要することがありますのでご了承ください。
退院後に証明書等が必要になった場合は、「⑦書類受付」窓口でお申し込みください。
郵送による証明書の依頼はお断りしています。
5)ご面会時間と電話のお取り次ぎ
新型コロナウイルス感染症対策の為、現在面会は予約制となっております。
ご協力よろしくお願いします。
詳細につきましてはこちらをご覧ください
6)退院
①退院について
医師からの退院指示に従ってください。
- 看護師から日常生活で気をつけることなどについて、説明いたします。わからないことがありましたら、遠慮なくおたずねください。
②入院費の請求について
- お支払場所は1階6番窓口でお支払いをお願します。
- お支払い方法は、現金の他、クレジットカード、デビットカードも利用できます。(カードは名義人ご本人様がご使用ください。)※院内にATMは設置しておりません。
なお、取扱いのできないカードもありますので、事前に1階医事⑥支払窓口でご確認ください。
③退院手続きについて
- 退院の手続きについては、看護師が説明いたします。
退院前に、入院診療費請求書をお渡しします。支払いが終わりましたら診察券・予約券・退院処方薬(必要な方)をお渡し退院となります。 - 退院当日の他科受診や薬の処方はできかねます。退院時の処方については、退院前日までに医師とご相談ください。
④退院後の外来受診について
- 退院後の外来受診日には、診察券・予約券をご持参のうえ、指定時間内に外来にある再来受付機に診察券を通してください。
入院医療費の包括評価(DPC)
詳細につきましてはこちらをご覧ください 入院医療費の包括評価(DPC)について(PDFファイル)
宗教的輸血拒否への対応
神戸医療センターでは、宗教的理由により輸血を拒否する患者さんに対しては無輸血での治療を原則としていますが、輸血なしでは生命の維持が困難となった場合は輸血を行う(相対的無輸血)方針をとっています。
すなわち「絶対的無輸血の拒否」が神戸医療センターの基本方針であり、この方針が受け入れられない患者さんには、転院をお勧めすることになります。
以上の立場から。患者さんご本人や、ご家族から提出された「輸血謝絶兼免責証明書」等は受け取りません。また、輸血の実施に当たっては、通常通り「輸血療法に関する説明書」および「血漿分画製剤使用に関する説明書」に基づいて説明させていただき、患者さんご本人、あるいはご家族から「輸血同意書(血漿分画製剤使用同意書)」へのご署名をお願いすることになります。詳細は当センターのガイドラインをご覧ください。
宗教的輸血拒否に関するガイドライン(PDFファイル)
臓器提供意思表示カードについて
当センターは臓器提供施設ではありませんが、臓器提供意志表示カードをお持ちの方は入院時にお見せください。
専門医制度と連携したデータベース事業について
神戸医療センター外科では、専門医制度と連携したデーターベース事業National Clinical Database(NCD)への手術症例登録を2011年1月より開始します。患者さん向け説明文書はこちらです。
患者様向け説明文書(PDFファイル)
病状説明の実施時間について
現在、政府主導で進められている働き方改革の一環として、全国的に医師の長時間労働が問題となっていることから、時間外・休日労働の削減・健康管理の徹底等に関する取り組みが求められています。そのため、患者さん又は患者家族の方への緊急でない病状説明等は、原則、平日時間内(8:30~17:15)にさせていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
※なお、緊急の場合や当院から申し出る場合はこの限りではありません。