摂食嚥下サポートチーム(SST)
はじめに
「口から食べること」は、人が生きていく上で大切ないとなみです。
「食べ物が飲み込めない」、「食事中ムセる」など病気や手術、加齢により摂食障害がある患者さんに対して、「食事を楽しく」、「安全に食べていただく」ためチーム医療でサポートする体制を平成25年4月から発足させました。
私たち「摂食嚥下サポートチーム」は、患者さんの状態をみて、多職種で適切に介入することで、「口から食べられる」喜びを取り戻せるよう、チームで考えながら活動しています。
メンバー構成
□リーダー
黒田 浩之(耳鼻いんこう科部長)
□サブリーダー
大川 桂子(言語聴覚士)
□コアメンバー
耳鼻いんこう科医師
管理栄養士3名
医療安全管理係長
老人看護専門看護師
各病棟コアナース4名
活動紹介
入院患者を対象として、摂食機能療法によるリハビリテーション、食事内容や食べさせ方などの多角的なアプローチを行うとともに、NST(栄養サポートチーム)との連携による栄養管理も併せた総合的な取り組みに努めています。
○毎月第2、第4火曜日、病棟ラウンドの実施
○毎週木曜日、カンファレンスの実施
○毎月第2月曜日チーム定例会を開催し、決定事項等をNST委員会へ報告
○内視鏡下嚥下機能検査(VE)など各種検査によるスクリーニング及び嚥下機能の評価
○院内スタッフを対象とした勉強会の励行
神戸医療センターのキャラクター「しー君」と「さんちゃん」です。
各医療チームを耳の色・風船の色で区別しています。
摂食嚥下サポートチームの色はあおです。