褥瘡対策チーム
褥瘡対策とは
褥瘡(床ずれ)は十分に寝返りができなくなった時に(全身麻酔の手術を含む)、圧迫などの影響により、仙骨部や踵などの骨の突出した部分の皮膚がダメージを受け傷ついた状態です。
褥瘡発生のきっかけや病態は様々であり、一人ひとりの状態に合わせた複雑なケアが必要になります。
褥瘡対策チームの目標
褥瘡発生のリスクを入院時から評価し予防すること。早期に発見し適切な治療に取り組むこと。また、患者さんの生活にあった方法で、苦痛を最小限にしたケアに努めています。
褥瘡対策チームメンバー
- 医師2名
- 専任医師1名
- 看護師長2名
- 皮膚・排泄ケア認定看護師1名
- 各病棟の褥瘡・NSTリンクナース(専任看護師)10名
- 管理栄養士1名
- 薬剤師1名
- 検査技師1名
褥瘡対策チームの活動内容
- 褥瘡回診 1回/週と必要時
- ベッドサイドでケアを行い、処置方法の見直しを行っています。
- 回診中、また回診後にカンファレンスを実施。栄養状態の改善やリハビリ介入が必要な場合は、他部門と連携も行います。
- スタッフ教育のための院内研修会 3回/年
- 神戸医療センターは、2012年より褥瘡ハイリスクケアを導入し、皮膚・排泄ケア認定看護師が中心となり、褥瘡予防に力を入れています。
神戸医療センターのキャラクター「しー君」と「さんちゃん」です。
各医療チームを耳の色・風船の色で区別しています。
褥瘡対策チームの色はあかです。