呼吸器内科の研修紹介

当院の内科系は、内科(総合内科)、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科の4つに分かれています。初期臨床研修医はプログラムに従い6ヶ月間の内科関連をローテーションしますが、その間約2ヶ月ごとに呼吸器内科、循環器内科、消化器内科を主に研修し、内科(総合内科)は6ヶ月間を通じて研修します。検査の担当、救急外来の担当、当直の副直なども行い、積極的に臨床をこなしています。3年目以降は、後期研修医(専攻医)として内科(総合内科)、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科のいずれかに所属することになりますが、3年目以降も全ての内科患者の担当を行うことになっており、幅広い内科疾患を研修できることが特徴です。また、各科の指導医が指導するのは当然ですが、後期研修医(専攻医)が初期臨床研修医を指導する体制が整っています。初期臨床研修医はオリジナルが5~6名で、これに神戸大学医学部附属病院とのたすき掛けでさらに2~3名が加わります。

呼吸器科は呼吸器疾患全体を診ることを目標にしています。肺炎、抗酸菌症などの感染症、気管支喘息、COPDなどの閉塞性肺疾患、間質性肺炎、肺癌、縦隔腫瘍などの腫瘍疾患、気胸、胸膜炎などの胸膜疾患、睡眠時無呼吸症候群などの診断、治療、指導を行っています。診療、治療に際しては他診療科の医師、看護師、検査技師、放射線技師、臨床工学士、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語療法士とチームを作り、積極的にカンファレンスを行っています。腫瘍疾患に対して診断、化学療法、放射線療法、緩和療法(緩和ケア内科と協力)、看取りまで行っています。また、病理解剖を積極的に行っています。当院は日本呼吸器学会認定施設を取得しいています。

平成28年4月現在、スタッフは2名です。呼吸器外科に関しては、1.5回/週で神戸大学医部付属病院呼吸器外科のスタッフが外来に来ていただいており、手術が必要な症例は相談して適応を決めています。近い将来、呼吸器外科医の常勤医が実現する予定です。

神戸の市街地、神戸大学医学部附属病院から比較的近く、須磨区・垂水区の北側、北区の西側、西区の東側の地域医療に密着した急性期病院です。是非、一緒に呼吸器内科の臨床をしましょう。

指導医T医師と気管支鏡をするH先生

指導医T医師と気管支鏡をするH先生

後期研修医S先生から指導を受けるO先生とS先生

後期研修医S先生から指導を受けるO先生とS先生

研修医室でカンファレンス準備中のT先生

研修医室でカンファレンス準備中のT先生

病棟にすっかりなじんでいるK先生

病棟にすっかりなじんでいるK先生

学会の準備をするS先生と指導医T医師

学会の準備をするS先生と指導医T医師

学会発表するS先生

学会発表するS先生