
厚生労働大臣が定める掲示事項
当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
開設者の氏名
独立行政法人国立病院機構 理事長 新木 一弘
管理者の氏名
神戸医療センター 院長 味木 徹夫
診療日及び診療時間
診療日 月~金曜日 ※祝日・年末年始(12月29日~1月3日)を除く 診療時間 8時30分~17時15分
医療法承認病床数
一般病床 304床
掲示事項
(1)入院基本料について
・一般病棟入院基本料 急性期一般入院料1
当院は、入院患者7人に対して1人以上の看護職員を配置し、交代で24時間看護を行っております。また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。 なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なりますので、実際の看護配置につきましては、各病棟のナースセンター前の掲示板をご覧ください。
入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について
当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。
また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
(2)DPC対象病院について
当院は入院医療費の算定に当たり、包括請求と出来高請求を組み合わせて算定する「DPC対象病院」となっております。
※医療機関別係数1.5182(基礎係数1.0451+機能評価係数Ⅰ0.3945+機能評価係数Ⅱ0.0610+救急補正係数0.0176)
(3)施設基準等に係る届出について
当院は近畿厚生局長に下記の届出を行っております。
1)入院時食事療養費(I)、入院時生活療養(I)
当院は患者様の食事に関し、入院時食事療養費(I)又は入院時生活療養(I)を近畿厚生局へ届け出ている保険医療機関であり、患者様に配膳される食事は管理栄養士により管理されています。
朝食は7時30分頃、昼食は12時00分頃、夕食は18時降に、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たくして配膳しております。(適時・適温)
(4)明細書発行体制について
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しています。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
(5)保険外負担に関する事項について
①初診料・再診料等に係る費用、特定療養費の徴収
当院では、他の保険医療機関等からの紹介状がない初診の患者様につきましては、保険による一部負担金とは別に初診にかかる選定療養費として、初診時に7,700円、再診時に3,300円(消費税込)をいただいております。再診については、他の病院(病床数200床未満に限る)又は診療所に対して、文書による紹介を行う旨を当院よりご説明した後に、紹介状なしで当院を受診される場合にご負担いただきます。
②特別療養環境の提供
特別室(有料個室)をご希望される方は、別途料金を頂いております。
なお、その他の部屋では差額ベッド料金は頂いておりません。
特別室料は「保険外負担にかかる料金」をご覧下さい。
③その他保険外負担に係る費用について
「保険外負担にかかる料金」をご覧下さい。
④長期収載品にかかる選定療養について
令和6年10月から後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただきます。
ただし、以下の場合は選定療養の対象外となります。
1.医療上必要があると認められた場合
2.後発医薬品の在庫状況等を踏まえ後発医薬品を提供することが困難な場合
3.バイオ医薬品
(6)厚生労働省が定める手術に関する施設基準に係る実績について(2024年1月~12月)[PDF]
(7)基本診療料の施設基準が定める掲示事項のウェブサイト掲載について
・医療情報取得加算に係る掲示事項
当院はオンライン資格確認を行う体制を有しています。
当院を受診された患者様の受診歴、薬剤情報、特定検診情報、その他必要な情報を取得・活用して診療を行います。
医療DX推進の体制に関する事項及び情報の取得・活用等について当院では医療DX推進に関して、以下の体制で診療を行っております。
・医療DX推進整備体制加算に係る掲示事項
当院では、医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っています。
(1)オンライン資格確認等システムにより取得した情報を活用して診療を実施しております。
(2)マイナ保険証、電子処方箋を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
・栄養サポートチームによる診療について
当院では、栄養状態の悪い患者様に対して、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士等、さまざまな職種のメンバーにより、適切な栄養管理を行い、全身状態の改善に取り組んでいます。
・後発医薬品使用体制加算ならびに一般名処方加算に係る掲示事項
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を図るとともに、後発医薬品のある医薬品については一般名処方(特定の医薬品を指定するのではなく、医薬品の有効成分名で処方箋を発行すること)を行う場合があります。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
一般名処方を行うことで、医薬品の供給不足等が発生した場合にも、患者さんに必要な医薬品の供給がしやすくなります。その他にも、医薬品の処方変更等に関して、適切な対応ができる体制を整備して、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。
なお、状況によっては、患者さんへ処方する薬剤が変更となる可能性がございます。事前にご説明の上変更いたしますが、ご不明点などがありましたら医師・薬剤師などにご相談ください。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
・バイオ後続品使用体制加算に係る掲示事項
当院では、厚生労働省の方針に従いバイオ後続品(バイオシミラー)を積極的に採用しております。バイオ後続品は、先行バイオ医薬品と品質がほとんど同じで、同じ効果と安全性が確認された薬剤です。(例:インスリンアスパルト、インフリキシマブ 等)
バイオ後続品を使用することによって、患者さんの薬にかかる経済的負担が軽くなります。当院ではバイオ後続品を使用することがありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にお尋ねください。
・外来腫瘍化学療法診療料
当院では、がん治療中の患者様の治療の安全確保や、体調不良時などの緊急を要する事案に対して以下の体制で診療を行っております。
- がん治療専任の医師、看護師、薬剤師を1名以上常時配置し24時間体制で緊急時に対応しております。
- がん治療による副作用等や病状により緊急で入院が必要となった場合に、速やかに入院し治療できる体制を整備確保しています。
- がん治療に係る各診療科の医師、看護師、薬剤師など多職種の委員会を月に1回開催し、院内で実施するがん治療の治療内容が妥当であるか評価しています。
・患者相談窓口について
当院では、「患者相談窓口」を設置していますので、お気軽にご利用ください。診療内容に関すること、医療費に関すること、職員の接遇に関すること、退院後のこと、がんに関する色々な相談等、患者さんの立場に立ち、問題解決のためのお手伝いをします。
・その他
- 当院では、安全な医療を提供するために、医療安全管理者等が医療安全管理委員会と連携し、より実効性のある医療安全対策の実施や職員研修を計画的に実施しています。
- 当院では、感染制御のチームを設置し、院内感染状況の把握、抗菌薬の適正使用、職員の感染防止等をおこない、院内感染対策を目的とした職員の研修を行っています。また、院内だけにとどまらず、地域の高齢者施設や病院の感染防止対策の知識の向上のための活動を行っています。
- 当院は、個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責任と考えます。個人情報保護に関する方針を定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、これまで以上に個人情報保護に努めます。
- 当院では、患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間の連携を推進し退院のご支援を実施しております。
- 当院では、医療従事者の負担の軽減及び処遇の改善に関する取組として下記の事に取り組んでおります。
外来縮小の取組み、医師と医療関係職種における役割分担に対する取組み、医療関係職種と事務職員等における役割分担に対する取組み、医師の負担軽減に対する取組み、看護職員の負担軽減に関する取組み - 当院では屋内外を問わず、「病院敷地内全面禁煙」となっておりますのでご理解とご協力をお願いします。
- 当院は、基幹型臨床研修病院として、研修医や地域で活躍する総合医の教育に注力するとともに、看護師、薬剤師等の養成機関からの実習生を積極的に受け入れ、医療を支える人材の育成に貢献しております。