セカンドオピニオン外来について
セカンドオピニオンとは?
病気の治療には唯一絶対の治療法しかない場合はまれで、いくつかの選択肢があるのが一般的です。特に医療が進歩している昨今ではさまざまな治療法が生まれています。
その結果、医師の考え方や判断の仕方によって同じ病気に対して異なった治療法が取られることがあります。
そこで、患者さんにとって最善と考えられる治療を、患者さんと主治医とで選択するため主治医以外の専門家の意見を聞くことをセカンドオピニオンと言います。
セカンドオピニオン外来の概要
現在、他の医療機関におかかりの患者さんを対象に、その病院で提案された治療方法を選択されるうえでの参考としていただくため、当センターの専門医が診断内容や治療方法に関して意見・判断を提供することを目的としています。したがって、その場で転医をお勧めすることはありません。
最初から当センターでの治療をご希望の場合は、セカンドオピニオン外来の対象となりませんので、一般外来を受診してください。
対象となる方 | 患者さんご本人が対象です。ご家族もご一緒にご相談いただけます。 また、ご本人の受診を原則としますが、「同意書」及び続柄を示す書類 (健康保険証等)をお持ちいただければ、ご家族だけでも受診可能です。 | ||
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対象疾患・相談内容 |
外来では、相談内容にかかわる新たな検査や治療は行いません。 セカンドオピニオン外来担当医があらかじめ判断した上で、実際の相談の可否を決定いたします。 疾患や相談内容によってはお断りする場合もありますのでご了承ください。 |
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相談担当医 | 当センターの部長・医長の中から専門性を考慮して決定いたします。 | ||
相談をお断りする場合 |
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相談日時 |
お申し込みいただきましたら、月曜日から金曜日で調整し、当センターから相談日時をご連絡いたします。 相談時間は1人30分までとし、相談内容により最大30分延長します。相談時間には患者さんへの報告書作成時間を含みません。 |
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費用 |
全額自費のため、健康保険は適用されません。 お問い合わせ、ご予約での料金はかかりません。 ご予約のキャンセルは可能です。 |
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ご用意いただくもの |
【必要なもの】
【症例に応じて必要なもの】
※主治医からの情報や検査資料がない場合には、一般的なお話しかできません。 ※当センターでレントゲンフィルムの読影または病理標本の診断が必要な場合は、事前にレントゲンフィルム等をご持参していただき 読影・診断後にセカンドオピニオンの予約日を決定いたします。 ※セカンドオピニオン外来を受診した当日に、当センターの一般外来の予約はできません。 |
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お申し込み方法 ならびに お問い合わせ先 |
お問い合わせ先:神戸医療センター 地域医療連携係長(来院時は医事②番窓口) |
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申込書 | セカンドオピニオン外来申込書 セカンドオピニオン外来同意書 |
他の医療機関へのセカンドオピニオン
当センターにて治療中の患者さんで診断内容・治療法に関して、他の医療機関で専門医のセカンドオピニオンをご希望の方はご遠慮なくお申し出ください。診療情報提供書及び検査資料を提供させていただきます。
他の医療機関へのセカンドオピニオンをご希望の際は、当該医療機関が指定する書類等をご確認の上、各診療科窓口にてご相談ください。
なお、セカンドオピニオンが決定した場合、診療情報提供書作成に係る費用(健康保険適用) が必要となりますので、予めご承知おきください。