医療安全管理室

医療安全管理に対する理念

「安心・安全な医療の提供」

当センターにおいて提供する医療は、最新・最良の内容のものである事を目指しています。

「良質な医療」というのは、「安心且つ安全な医療」という事も含まれています。

医療安全管理室では、様々な工夫と努力を行い、当センターで診療を受けられる皆様に、安心で且つ安全な医療を提供できる体制作りを常に目指しています。

医療安全管理室 室長 三輪 陽一

医療安全管理に関する組織体制

組織構成 医療安全を担う組織は以下の会議と構成員で構成している。

●医療安全管理委員会
趣旨 医療安全管理の責任的立場にある者の協議による医療安全管理体制の確立 
内容 医療安全管理、医療事故への対応に関する全般的事項
構成員 委員長・・・・・副院長
副委員長・・・・医療安全管理者(看護師長/医療安全管係長併任)
委員・・・・・・括診療部長・外来診療部長・感染対策室長・薬剤部長・看護部長
事務部長・管理課長・経営企画室長・放射線科部長 企画課 専門職(必要時)
書記:医療安全管理室
開催日 月1回(第4水曜日)
●医療安全推進検討部会
趣旨 医療安全管理委員会で決定された方針に基づき、組織横断的に施設内の医療安全管理を担う。
内容 医療安全に関する日常活動、医療事故発生時の指示、指導等
医療安全対策推進に関する事項、医療安全会議に関する庶務
構成員 部会長・・・・・統括診療部長
委員・・・・・・内科系診療部長 外科系診療部長 整形外科部長 消化器内科部長 副薬剤部長 診療放射線副技師長 臨床検査技師長 副看護部長 全看護師長 主任臨床工学技士 理学療法士長 栄養管理室長 庶務班長 医事専門職
オブザーバー・・副院長
書記・・・・・・医療安全管理室(看護師長/医療安全管係長併任)
開催日 月1回(第2月曜日)
●医療安全推進担当者
趣旨 各部門の医療安全管理の推進に資するため、医療安全推進担当者を置く。
内容 医療安全管理室の指示により各職場の医療事故防止並びに医療安全管理に関する体制整備、職員への医療安全意識向上への働きかけ、安全管理委員会決議事項の各職場への周知徹底
構成員 各部門の長
●患者さん相談窓口
趣旨 患者さんからの苦情、相談に応じられる体制を確保するためにセンター内に常設。
担当者 専門職
開設時間 平日8:30~17:15
●医療事故に関する調査委員会組織

神戸医療センターで発生した医療事故について、客観的立場から事故の事実確認及び原因究明を行い、その改善策を検討し、医療安全体制の向上を図る。

<臨時医療安全管理委員会>
趣旨 医療安全管理委員会委員長は事故の重大性等を勘案し、速やかに院長に対して報告する必要があると認めた事案は、その都度院長に報告し、臨時の委員会を開催する。
内容 事案の整理・把握。事故調査制度案件となるか否かの判断(医療起因性、予期性等)を行う。
構成員 1回目は、実施当事者(主治医、執刀医、看護師長、看護師など)、医療安全管理委員会メンバー。
2回目は、院長、関連スタッフ(応援医師、関係科スタッフ等)、実施当事者(主治医、執刀医、看護師長、看護師など)、医療安全管理委員会メンバー。
<院内事故調査委員会>
趣旨 医療事故調査制度に該当する事案が発生した場合
内容 遺族等への説明及び医療事故調査・支援センターへの報告に関すること。
医療法第6条の11に定める医療事故調査に関すること。
構成員 院長、医療安全管理委員会メンバー、医療事故調査等支援団体の専門家
<拡大医療安全検討委員会>
趣旨 医療事故調査制度に該当しない事案であって、かつ、院内の医療安全管理委員会で、原因等について十分な結論づけができない場合
内容 事案の整理、把握、原因分析等。
構成員 院長、医療安全管理委員会メンバー、グループ担当者及び専門医又は看護師等の外部委員
(外部委員は、中立・公平性を保つために、当該委員会の開催の際、現に国立病院機構に所属していない者であり、かつ、当該病院に所属したことのない者であることが望ましい。また、法律の専門家を外部委員とする場合は、国立病院機構と利害関係を有しない者であることとし、顧問弁護士等を出席させる場合はオブザーバーとする。)

活動実績

令和3年度医療安全管理室活動状況(PDF形式)