マンモグラフィ装置を新規更新しました

当院の乳房撮影装置をFUJIFILM社製 AMULET Innovalityを導入しました。また、マンモグラフィ専用読影診断ワークステーションとしてNetcam社製 mammodite (マンモディーテ) を新規導入しました。導入したシステムは微少な病変の検出率が高く、より高精細なマンモグラフィ検査と診断が可能となり、高精度な乳房撮影システムの構築を実現しました。

◎ 特徴

  1. 直接変換FPD(フラットパネルディテクタ)を搭載しており、従来装置と比較して被ばく線量を低減し、高精細な画像を撮影することが可能になりました。
  2. 優しく乳房全体にフィットする圧迫板や圧迫自動減圧制御機能などにより、乳房圧迫時の痛みを軽減することができます。(旧装置との比較)
  3. マンモグラフィ読影診断ワークステーション(Netcam社製 mammodite)を導入したことにより、高精度なマンモグラフィ診断が可能となりました。
  4. X線の入射角度を変調させて連続的に複数の方向から撮影することにより、断層像(スライス画像)を作成する技術(トモシンセシス撮影)が可能になりました。それにより、乳腺の重なりに埋もれて発見が難しかった病変の観察が容易となりました。

◎ 当院での対応

  1. 当院のマンモグラフィ検査は原則、女性技師が対応します。
  2. 患者様のプライバシーに配慮して当センターでは、撮影用の専用ケープを着用して撮影を行います。
  3. 当院では、神戸市の乳がん検診から精密検査まで対応しております。詳しくは、当院の総合案内窓口にお問い合わせください。