最新の血管撮影装置を導入しました

2021年11月1日に、フィリップス社製の新世代の血管撮影装置を導入しました。 神戸医療センターでは、脳血管領域、腹部血管領域、心臓血管領域などの循環器系疾患や悪性腫瘍に対するカテーテル診断から治療までを行っております。この装置はカテーテル治療の手技をサポートする様々な機能を有し、従来よりもさらに高精度なカテーテル治療が実現可能となりました。また、さらなる合併症のリスクを最小限に抑える機能や被ばく線量を低減させるテクノロジーが実装されています。

◎ 安全な低被曝機能

フィリップス社が開発したClarity IQテクノロジーシステムにより、圧倒的な低線量を実現。従来装置と比較して被ばく線量を抑制したカテーテル検査やカテーテル治療が実現可能となりました。

◎ カテーテル治療のサポート機能

導入した装置にはカテーテル治療の手技をサポートするための様々な機能を有しております。 特に心臓領域に関しては、検査時に造影剤量を抑えることができるCardiac Swing機能や、複雑かつ高度な手技を行う上で術者のサポートとなるライブロードマップ機能、リアルタイムステント拡張機能などを備えております。
さらに、装置の寝台には専用の低反発マットを装備しており、カテーテル治療中の患者負担軽減の装備も取り入れております。