Q2.心の専門家の支援が必要な時はどんな時でしょう?
つらい気持ちを家族や友人にさえ打ち明けられない、不安や落ち込みが続いている、眠れない、食欲がないなど、身体的・精神的につらい時には、思い切って心の専門家に相談してみましょう。
心のつらさをなくすのは、がんの治療と同じくらい大切なことです。心のケアを受ける時期が早いほど、気持ちが早く楽になって前向きな気持ちになれるものです。
右の図は心のケアの専門家に相談すべき気持ちのつらさがあるかどうかを判断するための自己診断法です。左側の「つらさ」の寒暖計が4点以上かつ右側の「支障」の寒暖計が3点以上の場合は、適応障害やうつ状態に相当するような中程度以上のストレスを抱えた状態である可能性が高いと考えられます。つらさの内容について、まずは担当医や看護師などに相談してみて下さい。