Q2.下痢

薬により腸の運動が亢進したり、薬の刺激で消化管の粘膜がダメージを受けて下痢がおこります。薬によっては急に起こるものがありますが多くは抗がん剤投与後2~10日後ぐらいに起こることが多いです。

【病院で行われる下痢の治療】
  • 下痢止めの薬
  • 整腸剤
  • 下痢がひどい時には点滴(水分や電解質の補給)をすることもあります。
【セルフケアのポイント】
  • 消化の良いもの(お粥・うどんなど)を、少量ずつ分けて食べましょう。
  • 脂肪分の多い食べ物、牛乳や乳製品は避け、また香辛料を多く使った料理や炭酸飲料などの刺激物は避けたほうが良いでしょう。
  • 十分な水分補給を心がけてください。(スポーツドリンクがお勧めです)
  • カリウムの多い食品(バナナ・果物ジュースなど)を摂ると良いでしょう。