Q2.緩和ケアはいつでも受けられます

緩和ケアは、がんと診断されたときからいつでも受けることができます。
がんの治療時期に関わらず、からだのつらい症状を取り除くために行う治療が緩和ケアです。その中には、痛み、息苦しさ、食欲低下、お薬の副作用など身体的な苦痛に対する治療と精神的な問題に対する治療も受けることができます。
精神的な問題に対する治療では、お薬による治療のほかにカウンセリングなども行われます。痛みや苦痛を伴う症状を上手に和らげることで、患者さんが自分らしく生きることを支援することができます。緩和ケアを受けることが治療を放棄したり諦めたりすることではないことをご理解ください。