第1回神戸医療センターICLSコース開催

令和元年11月17日(日)、神戸大学医学部付属病院から乙井 一典医師をディレクターに招聘し、当院のインストラクター3名とアシスタントインストラクター3名で、第1回神戸医療センターICLS講習会を開催いたしましたのでお知らせします。

ICLSコースとは、日本救急医学会監修のおもに心停止を発見した時に最初の10分間に実施すべき救命処置方法を学ぶ講習会で、一次救命処置をはじめ除細動(電気ショック)の実施方法や投与する薬剤の選択、また提示されたシナリオに沿って、受講生が協力しながらチームとなって処置を実践するなど救命においてはどれも基本となる内容です。今回は、当院の看護師6名が受講し、皆真剣に取り組み活気あふれる研修会となりました。

緊急処置を要する患者さまに迅速で適切な処置が行えるために、今後も年1回ペースでICLSコース開催を継続していく予定です。当面受講者は院内スタッフ限定となりますが、当院は神戸市第二次救急病院群病院として救急搬送患者受け入れに対応していることから、今後救急隊等とも情報交換の場を設けプレホスピタルとのチーム医療を実践するための合同開催など、住民の皆様の安全安心の向上に寄与する一環となるような講習会に発展させていけるよう取り組んでいきます。

神戸医療センター第1回二次救命処置(ICLS)コースの様子