「認知症の理解を深める研修会」
を開催しました

7月17日(水)当院会議室にて「認知症の理解を深める研修会~患者の安楽な入院生活を支えるために~」というテーマで、当院の認知症ケアチームの医師、看護師、作業療法士、医療ソーシャルワーカーによる研修会を開催しました。平日の仕事終了後ではありましたが、医師や看護師、コメディカルスタッフなど85名の参加がありました。認知症ケアの基本、薬物療法から日中の活動や地域連携について、さらには神戸モデルの紹介まで幅広い内容となりました。多くの参加者より日々の実践への活用ができそうだという評価をいただくことができました。

当院では2017年より認知症があっても安心して入院生活を送ることができる病院を目指して、認知症ケアチームによる活動を行っています。認知症ケアチームとは、認知症をもつ入院患者さんが安全・安楽に入院生活を送ることができるよう、認知症に精通した内科の医師、老年看護を専門とする看護師、日常生活活動のリハビリを行う作業療法士、地域との橋渡しをする医療ソーシャルワーカーなど多職種で構成されています。毎週水曜日14時から、主治医・担当医より依頼のあった患者さんのベッドサイドへラウンドし、病棟看護師と日々のケア方法を検討したり、夜間の睡眠を確保できるように薬剤調整をしたり、入院患者さんの困りごとを解決するために多職種チームで支援をしています。